表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

154/165

提灯祭カップ開催! 準決勝 その⑦

さてさて、明日は大阪の大きな大会がありますね!


「くっそーーー!」


スタッフからマンタレイを受け取って、悔しがる純香ちゃん。


「自分も悔しい……です」


「でも、いいレースだったね。師匠くん」


「はい!」


「マリナさんも、いいレースありがとうございました!」


「ふん。速度を求めすぎた結果だな。無茶なセッティングをするからだ」


「アルプスでブレーキをかけないようにして走らないと、


 速度負けしちゃうと思ったからのセッティングだったんだけどなぁ」


「私にはできないセッティングだな」


スタッフから受け取ったマシンの電源を切るマリコさん。


「でも、この天気じゃなかったら、……私の負けだ」


そう言ってコースから離れていく彼女に、


「次のレースでは絶対勝つから!」


と大きな声で答える純香ちゃん。


そうして、Bブロックのレースが終わった。



「ねーちゃん! 凄い試合だったぜ!」


と、マリナさんに剛くんが駆け寄っていく。


「次は、剛の番じゃないのか?」


「ああっと! そうだ! じゃあ決勝で勝負な!」


と答える剛君に、列君が一言。


「その前に次のレースでレイさんに勝たないといけないけどな」


「むぅ、レイさんは強いけど……今度こそオレが勝つ!」


そう言って、レイさんを指差す。


「ふふっ。決勝へは、ボクがいきますよ」


「アンタが勝ったところで、何にもならない」


とレイさんを睨みつけるマリナさん。


「……そうかもしれないけど、アナタとレースできることを楽しみにしている」


「…むぅ。なんか良くわからないけど、決勝へ行くのはオレ!


 オレも、このレース参加してるから!」


えーっとなんか、完全に放置されているんだけどオレ。


「そうですね。それじゃ、そろそろ決勝レースへ行きましょうか」

令和元年初レース楽しんできます!

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ