提灯祭カップ開催! 決勝へ!③
さてさて、季節の変わり目
急に寒くなってきましたが
「それでは、27名の決勝トーナメント参加の皆さんは会場へあがってください!」
その言葉にわせ俺達はステージへと上っていく。
「ではでは、皆さんが登ってきてくれているうちに、決勝のコースをお披露目しましょう!」
ステージの前にある布が取り除かれると
「おぉおーー!」
ってな具合に会場中に声が響いた。
「これって・・・・・・」
横に立っていた純香ちゃんがこぼす。
上下に揺さぶる3つのバンク、
ダブルドラゴン、ジアルプス、バーティカルチェンジャー
そして、ロングストレートからのドラゴンバック
その先にはコースの中に土が盛られていた。
「そうだな、全部混ざってる」
「JCJCはまざってないけどな」
と突っ込みを入れてくる師匠。
「・・・・・・にしてもデカイなぁ」
「大きさは倍くらいはありそうですね」
師匠の言葉に答える源さん。
どれくらいのタイムでいけるんだろうか?
いや、その前に完走できるのか?
「みなさんこのコースは、いかがだったでしょうか?
各会場から急いで持ってきたので、時間までに作り終えるか、実はあせってました!」
「無事に作り終えることが出来てよかったです!!」
「ではそろそろ27名の選手がそろいましたので、決勝トーナメントの場所決めをはじめます!」
そう言うと、二つ星さんは、
ガラガラタイプのくじ引きをまわし始めた。
皆さん大丈夫ですか?