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新しい日常?

修学旅行行ってましたああああああ

小説放置しててすいませんでした!

これからはできるだけ日は空けないようにするので切らないで下さぁぁぁぁい!

ついに来た!明日は卒業の日!

明日でもういじめられない!


「よっしゃゃゃゃゃやや!」


よく耐えた...頑張った自分が大好き!

今まで耐てきた自分を褒めたたえ、周りの迷惑を考えずに叫びまくった。

こんなに叫んだのはいつぶりだろう...5分程叫んだ後、

時間がないのに気がついて急いで学校の支度を整えて家を出る。


「行ってきます!」


いつもの俺と違う明るい挨拶を聞いて、両親はとても驚いていた。

いつもは学校に行くのがいやで、挨拶をしていなかったから仕方ないだろう。

でも、明日の卒業式を区切りにいじめが終わるのだ、

テンションが上がらない方がおかしい。

開いた口が塞がらない親を無視して家を出て、

今日の予定を考えながら歩いた。

明日が卒業式だから、今日の日課は


1.学活

2.予行練習

3.予行練習

4.予行練習

5.学級会


となっているはず。

日課の影響で時間が無いから今日はいじめられる可能性は低いと思う。

学校に着いて、上履きに履き替えて教室に移動する。

そこからはあっという間だった。

まぁ、学活や式練だけだからな!もう、残すは学級会だけだ。


学級会を開始する挨拶を終えて、

生徒全員が席に着いた瞬間、景色が変わり俺達は真っ白な空間に立っていた。

何を言っているかわからないだろうが、俺をわからん。

ただ、そこに担任は居なくて、変わりに1人の男性しかいなかった。

見た目は20代前半、瞳の色は金色で、髪の毛を背中まで伸ばし後ろでまとめている。

後ろの方から見てもわかるくらいに美形で、神々しい印象を与える白い衣装がとても似合っている。


「こんにちは~僕は神様で~す。

突然で悪いけど皆さんにはこれから異世界に行ってもらいま~す。

これは、異世界に危機が迫っている~とか、魔王が復活した~とか

そんなんじゃなくただの暇つぶしです!なので、おとなしくしてくださいね~」


喋り方はとても残念だけど...


自分の事を神様名乗る男の言葉で生徒達が焦りだした。

そんな中、1人の生徒が神様に近づいて行く...和己だ。

アイツは気に入らない事があると暴力で解決しようとするから今回も我慢できなかったんだろう。


「ふざけんな!俺は異世界なんて行かねぇかんな!」


「え~そんなこと言わないでよ~

剣と魔法の世界だよ?モンスターとか魔族とかいるよ?ギルドとかもあるよ?ほら、男子とか好きでしょ?こういう異世界転生的なの。絶対楽しいからさ~。チート能力もあげるから~行って来てよ」


「知るか!いいからさっさと俺を元の場所に戻せ!」


和希が神様に触れようとした瞬間


「汚い手で触るなよ...」


そう言って神様が指を鳴らすと、一瞬で和己が細切れになった。


「キャャャャャャ!」


肉片になった和希が床に散らばるのと、女子が悲鳴をあげたのはほぼ同時だった。


「今から邪魔した人皆こうね?わかったら皆黙って異世界行ってくれる?」


生徒全員が無言でうなずく。

女子数人は、吐いているようだった。口を抑えながら青い顔をしている。


「じゃ〜これから君達にステータスをあげるから見てみてよ~ステータスって念じれば見れるから、あと、このステータスは仮だから細かいところは向こうで調整するから本気にしないでね~」

ワクワクさ半分、恐怖半分でステータスと念じると目の前に半透明のウィンドウが出てきた。



桐島誠真


職業:無職


HP: 50

MP: 50

ATK:100

DEF:60

AGL:90


固有技能オリジンスキル:???

魔法:強化魔法Lv1

技能スキル

《称号》

異世界の人間、神の娯楽品、極まったヘタレ



「見れた?固有技能は向こうについたらのお楽しみで~ちなみに向こうの最弱モンスターのスライムのステータスはオール150だから〜魔法も使ってくるよ~そこんとこよろしく~

この世界は向こうよりも上の階級だから多分皆はだいたい平均1000ごえくらいかな?

使える魔法や技能が少なくても安心してね~Lvは使ってれば上がるし別の種類も覚えられるから!」


……は?

平均1000?嘘だろ?俺なんて1番高くて100なんだけど?

スライム以下じゃねぇか!ていうか無職って何!?


「皆どうだった?ステータスどれくらいだった?」


最悪だよ!!どうすんだよ!!スライム以下だよ!


「俺はこんなんだったぞ」


そう言いながら明良はステータスを神様に見せた。



君塚明良


職業:勇者


HP:2000

MP:900

ATK:1500

DEF:1000

AGL:1500


固有技能:???

魔法:攻撃魔法Lv3 強化魔法Lv2

技能:

《称号》

異世界の人間、神の娯楽品



……チートだ!なんで俺よりもステータスが2桁も違うの!?

どんな俺TUEEEEだよ!俺なんて超俺YOEEEEだよ!どうなってんのコレ!しかも勇者ってなに?このいじめっ子が!?

つか、こんなやつに殴られたら1発で死ぬじゃん...


「私はこんな感じ...」



長瀬恵美


職業:神官


HP:500

MP:4000

ATK:200

DEF:100

AGL:100


固有技能:???

魔法:回復魔法Lv5

技能:

《称号》

異世界の人間、神の娯楽品



こっちもおかしいわ!なんで魔法職にATKで負けてんだよ!もう泣けてくるわ!


そんな俺の心の叫びなど知らずに「俺も...」「私も...」

と、生徒達ほとんどがステータスを見せ合い始めた……


■■■


5分程の間俺は、周りの生徒のステータスを盗み見た。結論からいうと、みんなチートだった...

もう帰りたい!このまま俺のステータスを見られたら、こいつらに確実に殺される!


「お~みんな凄いね~今までの転移者ではトップクラスだよ~それじゃぁ、皆準備はおーけー?まぁ、する準備がないと思うけどね~wじゃ~行ってらっしゃ~い」


「っちょ、まっt」


このままじゃ絶対死ぬから!神様ストップ!やめてええぇぇ


「バ~イバ~イ」


イィィャャャャャャヤ!ヤメテェェ


突然足元に魔法陣が浮かびあがり自分の体が発光し始めた。周りを見るとほかの奴らも光っていた。しばらくすると足から分解され始め、骨や肉が見えてきた。


「グロ!?そしてイメージとぜんぜん違う!!」


やばいこのままいくと、人生最大級のトラウマを見せつけられる...

ッ、それよりもこのままじゃ向こうの世界では生きていけない。

うまくタイミングを見て逃げ出さなければ!

それに、これからの生活を考えると絶望しかわかない...(泣)

いろいろな感情が渦巻いて、もう馬鹿らしくなってきた。

これからどうしたらいいんだ...







誤字、脱字等ありましたら指摘していただけると幸いです。小説を書くのは初めてなので上達するまで気長に見ていただけると嬉しいです。

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