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プロローグ
私が初めて愛しい人と結ばれた場所は、ゆうぐれの教室でした。
君は夕日を背にしていたから、少し眩しかったのを覚えてる。
慣れ親しんだ教室、でもどことなくいつもと違う。
それはきっと、期待して緊張していたから。
開いた窓から、湿った風が入ってきた。
湿った風は私の髪を揺らした後、君の香りをこっちに運んでくる。
逢う度に嗅いでいた、甘い香水の香りだった。
君は立ち上がると、ただただ無言で私を抱きしめた。
私も驚きに目を開きながらも、こみあげてくる幸福感に不思議ともっとこうしていたいと思った。
ずっとずっと、望んでいた。
―――――君と、結ばれることを。
初めまして、初投稿になります!
今回は純粋な恋愛を書きたいと思いまして…。
プロローグだけじゃなんのこっちゃって感じですが、これからもっと面白くしていきます。