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(いつも)『ここからの』「支配」 <200文字小説>
200文字小説です。
この作品には〔残酷描写〕が含まれています。
今、俺は廃ビルの屋上にいる。
この音が存在しない世界に飛ばされてからというものの、音楽家としての俺の全てが変わった。いや、もう終わるのだ。
よし、飛び降りよう。
あああっ、畜生。悲鳴さえ挙げることができないのか―――。
「―――グシャっ!」
「お、おい!誰か落ちてきたぞ!」
「うえ、嫌な音だったなぁ。」
「この人、何か喋っているけど、まだ生きているのか?」
「ああ、でも、鉤括弧ついてないから聞き取れないな……。」
そういえば小説の世界の人間って鉤括弧付いていないと喋れないのか、と思ったのがきっかけです。いや、まあ、実際そんなことはないのかもしれないですが。
しっかし、200文字って少ないですね……通常よりかなり苦労しました。
今回のは特に意味不明で上手く纏められていないかもしれません。すみません。
よろしければ、感想を聞かせてください。鉤括弧ありでも、なしでも受け付けております。