相似関係の出会い
この作品には〔残酷描写〕が含まれています。
この作品には〔妄想・想像〕が含まれています。
文章も意味不明な点が多々あります。
苦手な方はご注意ください。
僕の自宅のアパートはすぐ目の前だった。
今日は特に見たいテレビがあったので、早歩きで部屋を目指す。
いつものように、階段を駆け上がり、部屋の鍵を開けて滑り込む。
「良かった。時間はまだ大丈夫だ。」
一先ず、トイレに向かった後、テレビの前に向かう。
すると、僕の定位置に、先に誰かが座っていた。
飛び上るほどびっくりする。誰だ?部屋の鍵はかかっていたはずだ。
声を挙げようとして、やめる。
幸い、まだこっちには気づいていないようだ。
ゆっくりと歩いて、近づいていき……
叫び声をあげながら、後ろから誰かの首を絞める。
誰かは必死に抵抗するが、自分の力はこんなに強かったのかと思うくらい、締め上げる。
やがて、誰かは抵抗をやめて、背中から床に倒れた。
良かった。これで大丈夫だ。
誰かを呼びに行くために、必死に外へ飛び出した。
「……?」
何か、変だ。違和感がある。
ドアを見る。
ここは、僕の部屋ではなかった。
しまった……階を間違えたんだ。
何をやっているんだ僕は……!
急いで階段を駆け上がる。
やっと、僕の部屋にたどり着いた。
安心して鍵を開ける。
早くしないと、テレビが……。
嘘だ。また、誰か座っている。
今度こそ、不審者だ。
さっきと同じように首を絞める。
さっきよりも力を込めて絞める。
「よくも……!誰なんだよお前は……!」
誰かは抵抗をやめて、背中から倒れた。
倒れていたのは、僕だった。
よく見れば、それは僕のお気に入りの服を着ていた。
嘘だ。僕はここにいる。
外へ飛び出す。
ああ、また部屋を間違えてる。
この隣だったじゃないか。
人殺しが見つかるのが嫌で、急いで鍵を開けてすぐに閉める。
そして、テレビの前に行くと……誰もいない。
良かった。今度こそ、本当に僕の部屋だ。
やっと落ち着いた……さあ、テレビを見よう。
そのとき、ドアが開いた。
「良かった。時間はまだ大丈夫だ。」
僕は声を出すことができなかった。
意外と恐怖系ではありがちな話ではあるかも。
まさか自分が経験するとは思わなかった。
読んでくれた方はぜひとも感想をお願いします。