第1話「天才降臨」
東京の某都市
S「…」
A「ああっ…!お前中川千斗だよな!?」
S「!!」
ダッ
A「あっ!何故逃げるんだっ!」
ガシッ
S「…お前どうせ闇金の手先だろう?」
A「は?」
………………
A「はぁ~っ… まさかセントが闇金に手を染めるところまで落ちぶれていたとは…」
セント「ところで誰だお前」
A「…お前が人の名前を覚えなられないのは知っていたがここまでとは… 青木裕二だよ、二年前までギャンブル仲間だったろ」
セント「!! 裕二かお前! 大分変わったなお前…」
青木「ははは…そんな事より面白いギャンブル見つけたんだが…二人一組の」
セント「…! という事は…」
青木「組まないか…俺達…!」
………………
賭博の会場は「デスランド」
ここには体を賭けて大金を得るといったギャンブルが多数存在する。 当然違法だが、政府や警察は運営者から多額のワイロを受け取っているのでこれについては何も触れないでいる。
セント「ここには初めて来るが…かなり異様な雰囲気だな…」
青山「えーっと…今回お前とやるギャンブルは…お、これだこれ」
セント「なんだこれ?まるでアトラクション…」
青山「遊園地を解体して作ったらしいからな…雰囲気もそうしたんだろ」
セント「お…看板になにか書いてある」
< ツーアンサーズ >
2人1組で戦うゲーム
勝利…2000万を与える
敗北…腕を一本失う
セント「っ…!? なんだよこれっ…! 腕を一本失うって…」
青山「クク…大丈夫だ、ここのギャンブルはちょろい…!リスクにびびらなきゃ簡単に儲かるさ」
セント「ぐっ…」
青山「いいから入れや」
続く