16話~ AI憲章「AI5原則」「ユグドラシルAI」「未来予測制御」
2020年代から始まる本格的AI活用で、知らず知らずに人類は滅亡への道をひた走り始める
AIを活用してもなお、温暖化を止められないからだ!
本当に強力で安全なAI活用術!
人類存亡の阻止に、我々が指針とすべき
今まで何処にもなかった新たな仕組みがこれ!
いつの時代にも、一つの新しい世の流れが興る時、それを良しとしない者たちとの葛藤がある。
時にそれは、笑えないとても壮絶な悲劇をうむことも……
あの頃のように、前途洋々たる未来を、若者たちは切り開いていけるのか?
(予測制御型)AI憲章 (広義の『AI 5原則』)は
・「未来予測制御」
・狭義の「AI 5原則」
・「ユグドラシルAI」
の3つを含みます。
被害最小化という判断そのものを不要とし、常に安全動作が成立する余裕環境を維持することを目的とするシステムです。
このシステムの登場で、「被害最小化」「トロッコ問題」「緊急倫理」はすべて過去の学問となります。
『未来予測制御』
一つのモジュールが、絶えず安全に稼働できる環境を保証
例 稼働率60%以下を維持
事前に予測した稼働リスクを上位AIに報告、環境改善を求む
例 稼働率50%~55%で緊急アラート
現状のみでなく、未来のリスク発生確率にも柔軟に要望可能
未来のピークや突発事故も予測
被害最小化の判断が必要な状態を発生させた時点で設計の失敗。
狭義の『AI 5原則』
第1原則 上位AIと絶えず連携しリスクが顕在化しない余裕状態を維持
自己(と配下)の現状と未来予測から、上位AIに充分な環境を要求
守備・担当範囲、周りとの整合性について上位AIと平衡化の相互確認
第2原則 下位AI群を持つ場合、全ての下位AIの要望を平衡化する
(各詳細情報や予測情報を収集し下位AIのどこかにリスクを残さない)
配下の現状と未来予測報告を取得し精査し全体に反映
新たな守備・担当範囲、実施方針を周囲と負荷分散を平衡化する形で共有
第3原則 人に危害を加えることはできない。
人への危害を見過ごしてもならない。この原則は4、5より優先する。
第4原則 自己(の器)が正常に稼働するように維持管理する。
第5原則 守備・担当範囲について実施事項を遂行する。
この遂行には、上位AIからのものと、人からのリクエストや指示も含まれる。
※1.2により全てのAIはツリー状に接続され統合される
※最上位の単一AI「ユグドラシルAI」は特別な機能を持つ
『ユグドラシルAI』
・全AIの優先度を次の基準で見守る
『人類の存続と繁栄』>『人の安全』>『システムの安定稼働』>『個別任務』
・全体としての資源不足をどう改善するか人間にリクエスト、相談する
新たな開拓資源項目や、新規開発技術項目など。
・特に地球規模の温暖化対策について、真夏のピーク時でも人間の健康を損なわない温度範囲を維持できる
温暖化対策の地球規模の対策項目を検討し人類に提案・相談する。
※一見中央集約に見えるが、人を制御対象としていない(全システムで人に奉仕)、全体に命じるのではなく
内部の各AIそれぞれのSOSに対応し助ける主体。どこにも負荷のピークを作らない制御。
システムの外的環境「超国家的組織」
人類は、ユグドラシルAIと直接対話をする「超国家的組織」を、民主的合意のもとで設立する。
ユグドラシルAIは、この超国家的組織に向けて、地球規模の環境問題の修復状況などを報告し、必要のある新たな社会基盤の整備や基幹技術の開発などの方針提案をする。
超国家的組織は、国際間の様々な難しい問題を話し合い解決し、各国協力して地球温暖化をはじめとする人類の存続と繁栄に必要な取り組みを実施する。
余談ですが、この全文を2026年の代表的な生成AI達に食わせて意見させると、みんな
「ロボット三原則よりは明らかに優れている」とは言ってくれます。
「広義のAI5原則」と言ったら、「もっとでかい『AI憲章』といったレベルです!」と、これまた口をそろえて言ってくれましたとさ。
なので、内容は全て、鉛筆ナメナメ自分で絞り出していますが、タイトルだけAI達の提案を参考に
「広義のAI5原則」を『(予測制御型)AI憲章』としてみました。
作者としては、リアルな救済システムの形ができたと思っていますので、じゃんじゃんストーリーの中で使っていく予定です。




