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短歌「足跡」  作者: 金子よしふみ


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いつの間にぶつけた痣が残っているいつのまにやら薄くなっている


かさぶたをかいて血は出ず痕の他後悔ともに残ってしまう


ストレッチ末梢辺りが痺れだす時間に積もったコリがほぐれて


襟のある上着にしては首元の虫刺され隠す誰にも見えず


膝がしらいまだに残る傷跡は小五の時に小石を除いた


痕数え歴史をちょっと振り返る乗り越えて来たその数以上


献血で刺した痕は明瞭に健診の際採りやすそうな


今朝できたかぶれが気になるいじってはかかないように指先触れる


喉の中きっと傷跡あるだろう見えないだけで咳払いする


かさぶたを気にしないよう見ないふりすればするほど痒く感じて



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