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色
口開き色即是空の短歌なりどこ届くなくされど日本語
春混じる風とか空の色北風さえもどこか優しい
雪はねるタイヤの音で目覚めれば歩道の色が点々としてある
いつつけた内出血の右ひざは曲げる痛みなく色が気になる
正座して深く息して目を閉じる虚空の色にいざなわれる
思えばセピア色した風景に懐かしさをも風の揺らめき
久々に買ったシャツの色どりよ洗濯すれば風に揺れつつ
今朝晴れる彼岸入りから降りしきる雨など夢のような空色
一通も便りのない郵便ポストは雪景色見つつ冷たくある
口開き色即是空の短歌なりどこ届くなくされど日本語
春混じる風とか空の色北風さえもどこか優しい
雪はねるタイヤの音で目覚めれば歩道の色が点々としてある
いつつけた内出血の右ひざは曲げる痛みなく色が気になる
正座して深く息して目を閉じる虚空の色にいざなわれる
思えばセピア色した風景に懐かしさをも風の揺らめき
久々に買ったシャツの色どりよ洗濯すれば風に揺れつつ
今朝晴れる彼岸入りから降りしきる雨など夢のような空色
一通も便りのない郵便ポストは雪景色見つつ冷たくある
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