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思い出
猛る風雪解けをした二月にも冬思い出す身に染みるとも
朝起きて寝つきのことを思い出す飲んだせいだかまったく覚えず
五十分遅起きしては思い出す欠伸しながら動画を見ていた
今晩も湯船に浸かりヒーリング汗と流れる苦い思い出
何気なく呟くほどにそらんずる一首の解釈その思い出が
おぼろげに夢を見ていた気がするがどんな夢だか思い出せずに
夢おぼろ思い出せずに浮かぶのは飾られてしまったまさに夢かな
この雪もいつかは消えて今日の日が夢のようだと思い出す日々
ひらめきのように買い忘れ思い出すその時には気づかないこと
昨晩の夢が一体何だかは思い出せないこの切ない感じ




