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白 その1

フェンスには枯れ葉やマスクレシートも吐く息白い頂の雪


午後三時シャーベット化した雪をかく見た目は白いスコップの先


化け物のような白波に飲み込まれ埋もれてしまえふみえぬものなら


白波のたつは予兆の余裕なくただ時間たつ待つのみの日


時たてど消えぬ白波さざ波の音さえきしむ思い出しては


さざ波の時は思いをせぬからと言い聞かせては白波の音かな


秋空を見上げて白い飛行機が音なく進む風の音かな


髭を剃る手が止まるのは鏡にはここにもそこにも白い髪あり


雪枕目覚めた時は三時過ぎ息の白さは暗闇の中


顎擦り髭の肌感ため息す鏡を見れば白いものあり



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