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スサノオ その4

スサノオが八重の歌を詠んだ時声はいかにて現れ出るや


荒ぶればスサノオの成す始源論恋に溺れて吾は成すか


荒魂を鎮めて叶うその姿見せしスサノオ詩を剣にして


スサノオを演じた縁か短歌を詠む君と築こう八重垣の家


スサノオとクシナダヒメのえにしかな僕と君との婚礼の日

 

スサノオよ夢枕に立ち斬り刻め酔いしれる間に消せない想いを


アマテラスせめておちゃめなたわむれをたしなめたまえ岩戸に閉じ込め


草薙の剣であれば辻斬りをするようにして歌を詠みたい


恋をして荒ぶる素行改めてその激情は短歌を生む


草なぎの剣を振るい斬り殺せ黄泉平坂幽霊の僕


火の鳥よヤマタノオロチ見下せよスサノオよ見よ生命いのち道標しるべ


ワタツミの声は凪でも白波も君と眺める動機に変える


いざ鞘をアメノムラクモ切り裂いて雨は降るし孤悲の血


まだ消えぬ孤悲こひの氷はその川の流れに漱ぎ炎を消して

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