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熱 その6

久々の微熱に横になってみる気を失うように眠りに落ちる


おかずにはおでん熱々登場し秋は深まる腕まくりして


冷え込んだ今朝はなんだかカレーまん噛み進むほど体は熱く


熱々の天ぷらうどん秋の暮れ身にしみるほどほうと息吐く


豆乳のホットココアを静々と喉から胃へとその形の熱


時雨てはお茶の湯気がゆらゆらとちょいと一杯消化器の熱


肌寒い十二月の午後三時コーヒーブレイク熱い吐息


アラームでファンヒーターに給油する強風の熱底冷えの日


一杯のブラックコーヒー熱々と消化器辿るその形あり


お湯の中とろけるような息漏らし体の芯まで熱が浸透


餅を焼く芯が残ってもう少しオーブンは煌々と熱く


寒い夜ワンタンメンに息を吹く具材すべてが熱々なので


お茶を淹れ熱が身体にビックバン北風なんかにきっと負けるまい


情熱は種火のようにまた盛る冷めたお茶を温め直すように


お茶飲んで小水近くとは言えど熱いお茶欲す三月上旬


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