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短歌「足跡」  作者: 金子よしふみ


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白菜、しらたき、こんにゃく、しめじ

鍋にして和え物にして炒め物白菜今日はカレーに入れる


白菜をごま味噌スープ鍋にする晴れても寒い立冬の夜に


今シーズン初のお鍋の白菜は味がしみしみ芯からぬくし


白菜のポトフほくほくぬくとまるソーセージの出汁思わず吐息


今晩は濃厚味噌の鍋にする白菜もやし味がしみしみ


しらたきをラーメン替わりで鍋啜る腹をつまんでまた汁を啜る


四日経ちようやく背中調子良く十分曲がるこんにゃくのよう


カレーにはまいたけしめじどちらかをいい出汁になるコクのあるもの


この時期はモヤシ炒めもエリンギやしめじ欠かせぬこのかぐわしさ


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