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ソイラテは抽象歌その2

一粒の雪は融けていく幾億の雪は野となり山となるかな


冬の日の風呂の吐息は白く消え浮力に沈む苦い思い出


フォーク刺すチーズタルトのかす集め舐めてみたなら小さな幸せ


少しずつジグソーパズルをはめていく絵が組み立てられてピースを外す


日が昇り夜を消しては影作る影を見させて月を見させず


雪の山裸眼で見つめる白や白おぼろげであり明晰であり


一月の晴れ間に歩く空を見ずぽつんと独り息を吐くかな


雪は降り天使がそこに雪は融け天使のいた痕足跡もなく


履いたんだゴムが緩んだ靴下はやっぱり捨てる置いておいても


温めた無調整豆乳の上澄みをかき混ぜてみる温い豆乳


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