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短歌「足跡」  作者: 金子よしふみ


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夜食と酒

覚悟して夜食を摂って翌朝の体重計に変化はなくて


今晩は酔いが進むかまだ二杯瞼はとろり夜食は要らぬ


夜食にはピーナッツ食う虫の声一瞬消えて酔えば響いて


夜食にはスープ春雨サラサラと小腹が満ちて欠伸二つし


酎ハイの二杯目小腹が空いてきて夜食は久々ウィンナー食う


今年ウィスキーが飲みたくて年一だった去年までとは


一晩でワイン一本500缶若い勢いそのままに飲む


ご褒美に買ったワインは冷蔵庫帰宅直後に寝込んでしまい


ブランデー大家さんからもらったな二月の雪の温かい思い出


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