短歌「足跡」

秋晴をにらむ

吹きすさぶ冷たい風は晴れててもやはり今日も室内干しに

従兄から古米十キロおすそ分け助かりますねこのご時世に

嘆きます単発バイトの振り込みが遅れて苦情頼みますよと

気が重く受診予約の変更の連絡をする秋晴れにらむ

降車してとたんに風に髪なびきちょっと整えもみあげ摘まむ

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