104/1208
雑詠 その24
二十分踏み台昇降運動は北風に揺れる松を部屋から見ながら
腹回り測定をした看護師が驚嘆をするほどダイエット成る
旧友が逝き今日の我が身は深い息趾は痛いさそれでも歩く
歌になる怪我や病気になったら他に思いを言うこともできず
健診の目標クリア二年越しリバウンド無し次の目標
ドクターに言い忘れぬよう書き止める手帳はもはや日記と化す
雪の午後ソイラテ飲んで息吐いて気合を入れて雪かきに出る
バラエティくすりとしてからふと気づくいったいいつから笑ってないのか
冬日和日差しを浴びて散歩するほのあたたかき伸びやかな息
「負けないで」聞いて涙があふれだすこれも一つの安定剤かな




