表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
8/18

八の神話 二人の想い

「お帰りなさいませハデスさ…その女神様は誰です?」


ハデスの家の使用人が尋ねる。


ハデス「サヤは出先で会ったんだけど…体調が優れないようだったから連れてきた。僕の部屋に泊めるから客室は使わないよ。」


「は、はい。かしこまりました…」


(サヤって喧嘩の女神…だった気が?なぜハデス様が連れてきたんだ…?)


サヤ「お願いだから降ろして…!」


ハデス「それは聞けないよ。サヤの様子がずっとおかしいからね…いつもはもっと喧嘩腰なのに…今日はおしとやかな女神様だね。」


サヤ「どっちでいた方がいい…?」


ハデス「僕はどんなサヤでも好きだよ?」


サヤ「っっっ!!」


ここぞとばかりにサヤで遊びまくるハデスだったが、お互い相手の想いには気づいていない。


ハデス「着いたよ。ここが僕の部屋。降ろすからね…」


そっとサヤを降ろし、ベッドに案内する。


サヤ「へ…?もしかしなくても…ここで寝るの…?」


顔を赤くしながらサヤは尋ねる。


ハデス「そうだけど…嫌?」


ハデスは少し悲しそうに微笑む…


サヤ「ううん…そういうことじゃなくて、ハデスは…どこで寝るの?」


ハデス「看病するって言ったでしょ。だから寝ない。」


サヤ「体に毒だよ…!ハデスも寝なきゃ。」


自分を心配してくれているサヤにハデスは理性のリミッターが壊れそうになる。


ハデス「じゃあ僕も横で寝るね。」


サヤ「!?いや、ちょっと待っ…」


有無を言わさずハデスは横になる。


ハデス「ほら、サヤおいで。」


手招きするハデスにサヤは逆らえず…


サヤ「わかった…入る…」


もぞもぞとベッドに潜り込む。


ハデス「いいこいいこ…」


ハデスがサヤの頭を撫でる。


サヤ「ひゃっ…やめろよぅハデス…」


ハデス「うふふ…これじゃまるで恋人みたいだねぇ。」


サヤ「そういうのいいから…!早く寝よう…?」


上目遣いでハデスに言う。今すぐ抱きしめたい気持ちを必死に抑える。


ハデス「君はいつになったら気づいてくれるのかな…言わないと駄目かい?」


サヤ「なんの話…?」


ハデス「なんでもないよ。」


そういってサヤのおでこにそっとキスをする。


サヤ「ひゃぁ!?ちょっなんでキス…」


ハデス「明日デートに行くんだから。早く寝るよ…」


そういうとハデスはうとうとして眠りについてしまった。


サヤ「疲れてたのか…王様は大変だね…おやすみハデス…」


サヤも心労のため眠かったので、その日は無事眠りにつけた…


普段なら絶対眠れないところだが。


しかし翌朝…


ハデス「うーん…落ち着いて眠れた…サヤ…は寝てるか。男横にして眠るなんて無防備だこと…なにしてもいいってことかな…?」


そういうと、ハデスはサヤに抱きつく形で起こした。


ハデス「サヤ…おはよう。よく眠れてたね。よかった。」


サヤ「ふぇ…ハ…ハデスなんで抱きついてんの!?」


ハデス「こうでもしないと起きなさそうだったから。」


サヤ「普通に起こしてよ!こんな…恋人みたい…な…」


顔を隠して言うサヤにハデスは…


ハデス「今日はデートする日なんだから恋人同然だよ。嫌?」


サヤ「嫌…じゃないけど…恥ずかしくて…」


お互い相手の想いに少しずつ気づいていく…


だからサヤも拒まなくなってきているのだ。


ハデス「じゃあデート用の服が必要だね…買いに行こうか。買ったらそのままデートしよう。」


サヤ「うん…私かわいい服持ってないから…」


二人は先に服を買うことにして、洋服屋に向かった…

感想お待ちしてます。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ