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十八の神話 家族

ある…スクープ好きな神がいた…






スクープ「なんかいい爆弾っこないかねぇ?俺は退屈だべさ…」






今日も一人、スクープを探す。






スクープ「あの女神が結婚…!とかってないかねぇ。面白いのが欲しいんだわ。」






サヤ「ハデス…もしいたらどうする?」






ハデス「僕らの子供だ。絶対いいこに育つよ…」






スクープは物陰に隠れる。






スクープ(おっと冥界の王と喧嘩の女神が?言葉も柔らかい…親しい間柄?)






カメラを握り、二人に焦点をあてる。






サヤ「もしいるとしたら…名前どうしようか?」






ハデス「そうだねぇ…うーん、考えられないや。今度また話そう?」






スクープ(いる?名前?なんの話なんだ?二人を尾行しよう…)






二人を尾行して、何の話をしているのかを調べる。






サヤ「よし、着いたね…産婦神科。私だけで行こうか?」






ハデス「僕らの子供のことだよ。二人で行こう。」






スクープ(!?二人の子供…大スクープだぜ!動画モードにして…)






二人が産婦神科に行く様子を動画に収め、ネットにあげる。






『喧嘩の女神と冥界の王に子供!?二人の熱愛報道!』






スクープ「いいタイトルだ。これは盛り上がるぜ!!」






それは瞬く間に神界に広がり、皆が噂をする。






「ハデス様が結婚なさるって?あの方…縁談を断り続けてると聞いていたけどそういうことだったの?」






二人はそんなことも知らずに産婦神科で検査を受けた…






検査の結果をしばらく待つことになり…






サヤ「さっきからスマホの通知が…てなにこれ!?」






記事に気付き、二人でスマホを覗きこむ。






ハデス「喧嘩の女神と冥界の王の熱愛…バレたか。仕方ないね。」






ハデスは割りきっているがサヤは憤怒している。






サヤ「ここまで早く記事にするのは…スクープか?あいつボコす。」






ハデス「落ち着いて、いつかはバレることだったんだし…僕は嬉しいよ。サヤと僕がラブラブだって皆が知ったんだし。」






サヤ「でもぉ…」






「検査が終わりましたよ~。診察室に来てくださ~い。」






サヤ「ん…呼ばれた。行こ。」






二人は診察室に入る…






医者「検査の結果ですが…」






二人は固唾を飲む…






医者「おめでとうございます!赤ちゃんがいました。今後は定期的に来てくださいね。」






サヤ「!!ってことは…ここにいるんですか…?」






医者「はい。つわりは辛いですが、大事に育てていきましょう。」






ハデス「今日はありがとうございました。また定期的に来ますね…」






二人は産婦神科を出た…






すると…






記者の大群が産婦神科に押し寄せる。






「二人の子供は本当ですか!?」






「いつから付き合ってたんですか!?」






サヤ「え…ちょ…ハデス、どうする?」






ハデス「僕らは一ヶ月ほど前から付き合っていました。子供はいます。今はこれだけで済ませてもいいですか?」






ハデスの眩しい微笑みに記者たちの目がやられる。






ハデス「今のうち、行くよ。」






サヤをお姫様抱っこして、ハデスは走り抜ける。






サヤ「ハデス…恥ずかし…!」






ハデス「走るとお腹の子に障るでしょ。安静にしてないと。」






ハデスのイケメンっぷりにサヤもノックアウト。






なんとか家にたどり着いたが家にも記者が居り、使用人たちが追い払っているところだった。






ハデス「撃退ご苦労。中に入れ。」






使用人たち「了解いたしました!」






息ピッタリのチームプレーで全員家の中に入った。






「…ハデス様、お二人の関係が外の者に気づかれたようです!」






ハデス「うん、知ってるよ。それで検査の結果は…」






サヤ「子供…いました。」






その言葉を聞くと使用人たちは大喜びで、






「サヤ様とハデス様のお子さまとなればきっと強く、人には優しい子に育ちます…本当に嬉しいです!」






予想以上の大歓迎にサヤは驚く。






サヤ「ねぇハデス、こんなに喜んでもらっていいのかな…」






ハデス「家族に子供ができたら嬉しいでしょ?それとおんなじさ。僕たちは家族なんだから。」






そういい、ハデスは微笑んだ。




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