『完成概念の、知悉的判断現象』・・・『詩の群れ』から
『完成概念の、知悉的判断現象』・・・『詩の群れ』から
㈠
判断とは、完成のことを、指すのだと、誰が言えるだろうか。
え?
㈡
つまりさ、物事の判断とは、逸失する時に、初めて完成されているという、矛盾が生じるだろう。
そうだな、難しいさ、そして、簡単さ、俺たちは、俺もお前も、判断に知悉している。
㈢
関係性の問題で言えば、完成の概念とは、一見して、完成していない様に感じるからだ。
そうさ、だから、知悉的判断現象が、宙に迷って、やがて、判断基準になっているのを、我々は見る。
㈣
だろ、酩酊の詩人のことを書いたが、それでも、今でも、早朝に酩酊しながら、生きているんだ、眠りの酩酊さ。
そうだろ、俺たちは、確かに俺もお前も、狂った様でいて、狂ってはいないんだ、だろうだ。