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13話 決戦!

戦闘シーンなんとかしたい。臨場感を出したい

 観客がいっぱいいる。そうか、私はここまで来たんだ。このまま魔王だ!


「よし! 行くか!」


 さあ、決勝だ! これに勝った方が魔王だ! おっ、勇者は先に来ていたか。


「......」


「......」


「凄い空気に仕上がってまいりました! 流石、決勝と言うべきか!」


 空気が重たい......身体中が震えている。これが勇者......


「やれぇええええええ! 徹底的にぶちのめせぇえええええ!」


「お前、それは私を応援してるんだよね?」




「両者準備は出来ましたか?」


 うん。準備万端!それに、いい感じにエネルギーが溜まってきたしね。よし!


[勇者様〜!魔王になってくださ〜い!]


 なんで? 観客全員が勇者のこと応援している? おかしくないか? まさか、勇者を見るためだけに集まっている? 確かに勇者の顔整っているけど!


「......」


「決勝戦......初め!」


 クソ! やるしかない! 嫉妬の炎が燃え広がってるがな!


[ビュンッ]


 一瞬で間合いに詰められた! 速い! 無表情で詰めてくる姿はなかなか恐怖を覚えるぞ。


「......」


 でも間合いを詰めたのが仇になったな! 右手のエネルギー解放!

「.....!?」


「私のインフィルノは少し熱いよ!」


[ドーーン!]


◇◇◇◇◇

勇者にクリスのインフィルノが直撃!

◇◇◇◇◇


「あいつ、決勝戦が始まる前から力を貯め続けていたのか...... 溜めすぎて暴発する可能性とかあっただろうに...」


[きゃー❗️ 勇者様〜❗️]


「過去最高のインフィルノだ! 流石の勇者でも無傷ではないでしょ!」


「.......」


 うっうそ......この勇者、私のインフィルノを無傷で!? やっぱり、私単体じゃ勝てないか。でも......そうだとしても!


「......」


「イギっ......」


 痛ってえな! クソォォォォ! やるしかねぇぇぇ!『フレイムフィールド!』


「......」


◇◇◇◇◇◇◇◇

 補足説明!


 フレイムフィールドとは一定の間、灼熱のフィールドを作り出すこと。範囲は狭いしエネルギー消費も激しいが、この範囲にいる者は常時サウナ状態になっているため、相手のスタミナ消費を狙えるはず!


◇◇◇◇◇◇◇◇


「うぐっ!」


「......?」


 私は魔王になるんだ! このフィールドじゃあ、自分が有利だ! 粘れ粘れ!


「クリス選手!必死に逃げ回っている!これは予想外の展開だ!観客からはブーイングが飛び交っています」


[観客席]


「正々堂々戦え〜! 魔族の恥さらしめ!」


「クリス。ちゃんと武器を使ってくれてるんだな!」


「どういうことでそ?ミチル様。あの代物じゃあ、嫌がらせにしか使えないでそ」


「この武器は風を起こす事ができる。この風は強力だからきっと、勇者を場外まで吹っ飛ばしてくれるさ」


「この代物には、そんな力はないでそ」


「え?」


「え!」




[数十秒後]


「正々堂々戦え〜! 魔族の恥さらしめ!」


 うるさい! これしか勝てる方法思いつかなかったんだ。ならお前がやってみろよ。多分瞬殺されると思うから。とにかくヤジは黙れぇええええ!


 ちくしょう、このフィールドを維持しながら戦うのは身体の負担がヤバイ! 本当は使い勝手が悪いから使いたくなかったが、これは諸刃の剣! 勇者のスタミナを削りながら天狗の団扇で場外に吹っ飛ばすしか勝ち目が無い!


「......」


「ぐっ!」


 それにしても、勇者化け物か!? もう対応してきてる。兄さんから貰った天狗の(うち)()のおかげで、致命傷を避けれてはいるけど、このままじゃジリ貧だ。そもそも、この団扇......武器と言えるか? 武器より嫌がらせアイテムじゃね?


「この!」


「......!」


クソ!この団扇、嫌がらせにしか使えない! これは天狗の団扇じゃない、ただの団扇だった。


「私にもこの状況が分かってきました。クリス選手は何かしらの方法で風を起こし勇者を近づけさせないようにしているようです!」


「......」


 どうすれば......ん? 忘れていた! 戦況を変える物の存在を! 準決勝の産物!


「ぐっ...」


「勇者の連撃! しかしクリス選手避ける。勇者に疲れが見えています。」


勇者が確実に疲れている。隙が....ここしかない!


「食らえ!」


「......!」


[ドボドボ......]


「あれは! 俺様の」


「へっ......でそ?」


よし! 当たった!


「.......なんだこれは」


うわっ! やっと勇者が声を出した。さては相当驚いているな? 


「グフっ.....」


「あっと!勇者が倒れた!」


「ハッハッハ!食らったな! なあ、勇者よ。お前が浴びた物はなんだと思う」


「......」


「毒だよ。あの天使を苦しませた。あの毒さ」


あのとき盗んだ毒が役に立った。


「なんですの! この外道は!」


「汚え......悪魔か?こいつ......」


「汚いでそ......殿下ぁああ!こんな勝ち方認めないでそ!」


「なんて奴だ。俺の弟は俺が見ないうちに、手段を選ばない残虐な性格になっていた」


「うむ。流石だ!」


うるさいな。最終的に勝てればいいのさ。あれ?今、魔王っぽい!


「プリロボマーク2はまだ完成しないのでそ?同胞!」


「まだ数日かかるでそ」


「アギャアアア!?」




「......」


これで.....!


「勇者立てない! クリス選手の勝利! これによって(暗黒魔界憲法第2条4頂)により」


「これで新しい魔王誕生です!」


[ワァァァァァァ!]


[ブーーーー!]


◇◇◇◇◇◇◇

この日、魔界はブーイングと罵倒と共に魔王クリスが誕生した。


次回に続く


第一章終わりました。第二章魔王編に入ります。


[あとがき]

 評価.ブクマありがとうございます。作者のまちゃかりです。ここまで見てくれた人達には感謝しています。

 小説バトルの場面、皆さんはどう表現してますか? バトル以外はどうとでもなるんですけど、バトル場面だけはどう表現すればいいのかわからないんですよね。挿絵とか導入してやろうかな。読み手に妄想してもらうにはどうすればいいんだろう? それが最近の悩み。

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