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11話 覆面

クリス視点の一人称に変えました。

前の話しも変えたから暇だったら見てね。

 無事に準決勝を勝ち抜いたわけだが、1時間後に決勝らしい。主催者は正気なのか? 普通明日とかに延ばすでしょ。私もう、満身創痍なんだけど......決勝勝てるかな?


 とりあえずもう一つの試合、決勝の相手が決まる試合を見ることにしよう。


[観客席]


 ふう......プリケン達はいつのまにか居なくなってるし、適当な席に座るか。プリケン達はどこいったんだ?


「さあ! 決勝に進むのはどちらなのか!」


 おっ始まるようだ。


「準決勝スタート!」


[ドーーン! ドーーン! ドーーン!]


.......ん?


「母ちゃん。見える?」


「アハハ。母ちゃんには見えないや」


 あれれ〜? なんだこれ? 両方姿が見えないんですけど......これはどうなってるのこれ......


 この様子だとラフィーナさんも見えてないようだ。凄い戸惑っている。厨二野郎は見えているのかな?


「凄えな。異次元の戦いだ」


 現在戦ってるの!? つか、厨二野郎は見えてるの!?


[ドーーン! ドーーン! ドゴーーン❗️]


 本当に状況が読めない。なんか衝撃波だけ伝わってくる。やばいな...どっちが勝ち上がっても、まったく勝算が見えないぞ...


「おーい! クリス! お前凄いな!」


ん? その声は...


「ミチル兄さん!」


さっきの連戦で完全に存在を忘れてた。


「もう決勝だよ。流石は弟だな!」


 ハハハ...


「それにしても、いい勝負してるな。俺如きではついていけない世界だ」


「兄さんも見えてるの!?」


「ぼんやりだけどな」


 魔界は私より強い奴らがいっぱいいるようだ。魔界統一はやっぱり難しそう。でもその前にどうやって決勝に勝とうか...


「両者、私でもようやく見えてきました! 両者、相当疲弊している模様!」


「解説者久しぶりに喋ったな」


 本当にどうしよう。工夫をしないと勝てそうも無い。不意打ちも当たりそうも無いし...


 工夫...準決勝で盗んだ(あれ)が当たれば何とかなるかも?


「おーい! 聞こえてる? もう終わりそうだよ」


 あっ。私でも見えるようになってきた。


「.......」


「.......」


2人共ボロボロだ。どんな事が...ん?


「貴様、やっぱり勇者だったか...」


「.......」


いつのまにか覆面が剥がれてる。覆面の正体は人間!?


[ブシャッ!]


「ガハッ......」


「違う。俺は勇者では無い。ただの人間だ」


「ダンテ選手、一瞬で斬られて重傷です。もう動けないか?」


なにが起きた!? 私には何も見えなかった...


「謎の人間の勝利!」


◇◇◇◇◇◇

次回に続く

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