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8話 予選終了〜!

前回のあらすじ

プリケン一族はどんだけいるんだろう?

[ガキーン! ドカッ!]


「実質1vs448の戦いになっています! クリス選手防戦一方!」


 クソ! 一体一体は強くないのに無駄に統制が取れている! ていうか、もう一度確認するけどマジで448人いるのか? プリケン一族は! マジで頭おかしい。


「ダークプリケサンダーー!」


「うわぁ!?」


 もう、マジでいい加減にしろよ! こんなふざけた事をする奴らはプリケンぐらいだろ。


「同じ顔の集団がクリス選手に襲いかかってる光景は......この世の地獄みたいでヤバイですねーー」


 ああっもう! あの技を使うしかない! 私の必殺技で全てを焼き払ってやる。


「食らえ! インフェルノ!」


「ウギャーァァァ!?」


 よし、数えきれないくらいのプリケンを倒した。でもまだまだいっぱいいる。どうすればいいんだ......


「30体ダウンです! あっと......Aブロックでは......」


「ハッハッハ! 読めてるでそ!」


 読まれた!? あっ......ヤバイ!? プリケンにぶつかる! 避けれない。


「スーパープリプリアタック!」


[ぷうっ......]


「うっ......ああああああ!?」


 臭えぇぇぇー!? ウゲッ......気持ち悪い......なんだ? このガスは?


「ハッハッハ! 相当効いているですな〜 さあ! 同胞! 畳み掛けるでそ!」


「なんなんだ......この生物共は......? ゴキブリみたいで気持ち悪い。僕はこの茶番は嫌いだから、直ぐに終わらせるよ」


[ブワッ......]


「ウギャーァァァ......」


「ヘッ?」


「なんでそ!? 今のは?」


「同胞ー!?」


「オエェェェ......」


 なっなんだ......いきなり眩しい光が飛び散ったと思ったら、なんかプリケンが半数以下までに減っている。なにこれ?


「同胞に何をしたでそ!?」


「お前ですな! 一瞬にして同胞を吹っ飛ばした輩は!」


「お前ではないよ。僕は......天使の名を持つ天使だ......」


 はい? なんだ、こいつも変な奴か.......


「聖なる刃!」


 うわっ! 上から光ってる剣が落ちてきた〜!? やばいやばい! 当たったら死ぬやつだ!


「うわァァぁぁぁ!?」


あぶね! ひゃあ!? 魔王になる前に殺される!?


「プヘェ......」


「ウギャーァァァ!? 同胞がぁぁぁ!?」


じっ地獄だ......




[数秒後]


「さあ! 後はDブロックだけ......あれ? 何この状況!? 現在、クリス選手とルシフェル選手、プリケン選手(1人)が生き残っています!」


 はぁはぁ......えげつねえ......キモい一族を一掃しやがった......


「アワワワワ......でそ......」


「さて......本戦に出場出来るのは2人だったよなぁ。鳥野郎」


「わっ私のこと!? そうですけど...」


「なら......もう戦わなくていいか」


「鳥野郎だと! ふざけるな! ラフィーナちゃんは鳥野郎ではない! なあ! ガヤA!」


「え? 鳥でしょ」


「え?」




 ラッキーだった。天使が居なかったらとっくに負けていたな。


「殿下! 近づくんじゃねえでそ〜! 近づくんじゃねえでそ〜!」


「邪魔がいて手こずらされたが、タイマンなら実力勝負よ」


「ヤバイでそ。もう足場が......」


「お仕置きぃ!」


「ウギャーァァァ!?」




[数分後]


「予選終了!」


「強くなりましたな。殿下......これなら決勝も戦えそうでそ」


「どうか(私に)優しい魔王になってくだされ」


「うるせえ! 命狙っといて美談で締めようとすんじゃねぇ!」


 ◇◇◇◇◇

 次回に続く

予選編終了〜! 次回は本戦編


[あとがき]


 長編書くのって難しい。この作品プロットとか、ネタ帳を作ってみたりと、割りかし本気で作っているのに文章がまとまらなくなってしまう。短編だったらそうゆうの無いのにね。


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