八王子の路地裏で野糞しちゃって、下校中のJKに見つかった話
それは、運命だった。
「糞~!!やっちった~」
俺が初めて日本に来た日、俺は……股下を熱く蒸らしていた。
まぁ仕方がないだろう。誰だって、聖剣持った三十代の如何にも無しょ……ごほん!なおっさんが目の前で「キィエエエエエエエエエエエエ
エ!!!!!!死ねっピー!!」とか叫びながら向かってきたらウンコの一つや二つ……やっちゃうだろうさ。
「糞!誰か!誰か居らんのか!マキナ!シイハ!」
その時の俺は、転生したてで状況を上手く飲み込めていなかった。故郷のメイドがこの転生地「日本」にいるはずもなく、死んだはずの自分がなぜ生きているのか……は、割りとどうでも良くって。幼児期のオシッコはあれど、ウンコなんぞをまさかこの歳で!?なんてことばかり考えていた。
だから、運命だったんだ。
「おい!そこの女!……王の前であるぞ」
「う、うわっ何!?」
これは、映画「ディープインパクト」……まではいかないけど「おくりびと」はまぁ……え?恋空?ははっ!余裕っすわ!な、俺のヒロイン「大家さん」との感動的な話。
転生を自覚していなかった俺はまず、偶然通りかかった少女(美少女力3000000ー \!バキン!/ 何!?計測不能だと!?)へ、まずは「オレのケツを拭け!」ってお願いをしてみた。