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カオスなメンバーだけれども

作者の主観と私情の語りの多い作品ですが気にせず…(気にするよネそりゃ)

「あたし布団で大丈夫です…」

ベット戦争と聞いた途端これはもう一瞬でボコされて痛い目に合うと思い背骨を折られた子はやめた。

「そういや名前一回も聞いてなかったな…」

「あたし…セコ。」


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー☆ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

あたしは多分土の中にずっといた。でようやくなんか空が見えたから起きようと思ったら…

空から女の子が降ってきてドロップキックされた。

めちゃくちゃ痛かった。背骨折れちゃったよ絶対…なんであんな痛いのよ。

まぁそうか99キロメートルの落下の威力、そう耐えられるものじゃないよね。

あとこのクラス自由すぎて自己紹介するタイミングが全然なかった。

だから寮ですることになっちゃった。本来なら学校で、しかも登場シーンでするはずなのに。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

「あ…セコっていうんだ。」

りんは予想と違うみたいな顔をしていた。

ほんのりピンクが見やる気なし少女の名は…セコ。これからA組の仲間になる。

「ようこそA組へ!!!!」

りんはすごい元気な声でそう言った。満面の笑みで。

「あたし…ちょっと前からいるんだけど…」

りんは鈍感すぎて気づいていないようだが、本当に昨日からいたのだ。

どんだけ回り見てないんだよと思ってしまった。ていうか転校生いたらすぐ気づくだろ(普通)

「そういうのは気づいても言わなくていいの!」

りんはちょっと悲しかった。せっかく歓迎したのに正論というか本当のこと言われて悲しかった。

セコもはおと同じ突っ込みタイプ…いえ突っ込みボケ混合タイプだ。

たぶんセラフィム編を読めばわかる(さりげなく宣伝してて草)

「え…きおつけます…」

セコはそういった。で、ひすいが耳元で気にしなくていいのよとやさしく言った。

「こそこそ話されると超傷つくんですけどー」

りんは自分の悪口を言われてるような気がしてこそこそ話はやめてくれと必死に訴えた。

そう。幼稚園児みたいに両手足を忙しくばたつかせながら。

「悪口を言われるような行動したの?」

「いいいいやぁ…そっそんなことないんですけどね~~~~」

なんかすごい不自然な返し方をされたので、セコとひすいはとんでもなく強大な違和感を感じた。


学校(次の日)

「は~いきょう一日練習しま~す。あなたたちは優秀なので私が教えなくても、テストで高得点叩き出せますよね~?(圧)」

実はこの魔法学校では週に一度学力テストと、魔法技術力テストがあるのだ。

学力テストは言われなくても分かると思うが、魔法技術力テストとは小さい的の中心を打ち抜くテストで、より中心に近い方が高得点になる。

そのテストの結果次第ではA組からBCDのどれかに落ちたり、BCDの人たちがA組に上がってくる場合があるのだ。

(学力テストとか聞いてないんですけど!)

りんは心の中で不満をぶちまけた。本人は真っ向から否定するだろうがりんの脳みそは異常だ。

物はすぐ壊すし、ポジティブ精神すぎるし、壊しても他人に弁償させるという…。

「学力テストは自信あるのよね。」

ゆいがそう言った。ゆいは魔法の技術面ではA組の最底辺にいるものの学力テストがトップクラスなので、A組にいることができている。なつも同じだ。

「セコってオルガンなんだっけ。」

「え?おとといA組の下から発掘されて今ここにいる子の名前ってセコなの?」

なつがすごく驚いた。多分自己紹介していた昨日の宿ではりんを撮影することに必死だったので、話など聞いていなかったのだろう。ゆいも同じことをしていたがちゃんと話は聞いている。

その観点で行くとゆいの方が優れているといえるだろう。

「まぁ黙って黙って?じゃぁ練習してちょうだい。」


「なぁセコ…音の覚え方ってどみそしどふぁらだっけ…」

「え?ふぁらどみれしどじゃないの?あっそっか。ポニテ女子と黒パーカーが音書いてくれてるじゃん!」

二人とも違います。正解はどみそしれふぁらだよ。

そしてりんたちが書いてくれたことを忘れてしまっているのも受けるんだが…。

あとポニテ女子はクラスのりんなんだから名前くらい覚えてあげようよ。

わかるよ?クラスで結構たっても覚えられない子がいるのはさ。

でもA組めちゃくちゃ人数少ないんだよ?ね?覚えてあげようぜ。私はそう思った。

「あとポニテ女子じゃなくてりんな?」

「そうだったのか( ^ω^)・・・」

~~~草

「あのさぁ~~私さっきからずっとここにいるんですけどぉ~」

二人の会話を黙って聞いてたのは、いつも騒がしいりんだった。

名前を憶えられていないことを強く不満に思ってるらしく、特大水魔法をプレゼントしていた。

そしてみごと教室二回目の浸水。いや…A組の教室にくっついている教材室が浸水した。

「やば…」

りんは浸水させることがどれほどヤバいことか理解した。

楽器は水に弱い。じゃぁ教材室に置かれている鉄琴。アコーディオン。大太鼓。ティンパニ。リコーダー。フルート…どうなるかわかるよね。


1・2の3はいっ!

《壊れる ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄》

「りんさん?あなた何回楽器を壊してくれるんですか?」

先生の殺気立った目がりんの視界に映る。

「え?」

りんは何も理解してないような返事をした。とりあえずいつも通りだってことは確認できた。

ぷるるるる ぷるる 

先生はまた電話をかけた。そして100万くらいを握りしめていた。

「被害総額合計110万なんですけど?」

先生が優しく…怖く微笑みながらりんに質問した。

ていうか被害総額110万円はヤバすぎるだろ。まぁそうか。楽器もお高いが、教材室に合ったものすべての弁償金も含めるとそれくらい言ってしまうか。

「私は何もできません!」

りんは微笑みながらそう言った。そのあと職員室に連行されたというのは言うまでもないだろう。


「ラムも何もできない…」

そう一人でつぶやく少女がいた。てか誰だコイツ。

「そうなのか?…………う…ん?お前誰?このクラスの人間ってか魔法学校の人間じゃないだろ!」

はおは私の気になっていたことを言ってくれたようだ( ´∀` )

「ラム…ラムっていうの。知らないけど転校生としてこの変な場所に来ることになったの、、、」

こいつは魔法学校を変な場所だと認識しているようだぞ?メンバーは確かに変かもしれない。でも学校だから変ってわけではないはず…はず…

※先生が金属バット持ってる時点でおかしい学校です。

※そして楽器を大量に壊したりしてる時点でおかしな学校です。

※音楽会までの期間が短すぎるおかしな学校です。

探せばおかしいポイントたくさんあるね。みんなで探してみよーーーーー。

「あら?私の受け持つクラスに不満があるの?ラムさん。」

ティーチャーがすっごい殺気立って冷たい目でラムを見ていた。これが先生の生徒に対する態度か…。

「…ラム不満あるの…奈落夜…いや……このクラスが混沌すぎて眠気が覚めちゃうっていうか…」

ううん???そっか…?一瞬私の名前が出てきたのは昨日せいでしょうか。

昨日せいじゃないね?奈落夜って…、

「眠気が覚めるのはちょうどいいじゃない。だっていっつもだるいんでしょ?」

ラムはやる気のない子らしい。

まぁ見た目からだいたい察しはつくな。目がちょっとだけ空いていて。ダルっとしたパーカー。

色白すぎる肌。これはだるい子でしょさすがに。

「まぁいいわ。早く楽器を決めてちょうだい!」

先生はあきれたような顔をしてそういった。セコの時もそうだったが楽器はなぜ後から増やせるのだろうか。次来るとしたら小太鼓とか?バスマスターとかかな。

「…(何もやりたくないし…何もできない気がする)」

「(わかった。ラムは何もできない子なのかも…)じゃぁ木琴を頼んだわ。」

せんせー?木琴ってめちゃくちゃ難しいの知ってますよね。高学年になると特に。

カオスになるって知ってますよね?ええ?私絶対やりたくないですよ木琴。楽譜見るだけでヤバい。

「…なんで…よりによって…一番難しいの……」

ラムは途中で言うのをやめた。多分先生の顔が歪んでいくのに気づいたからだろう。

「は…い。やります。」


「チッ」

銀涅が舌打ちをした。多分ベット戦争になるのが嫌だったんだろう。

新しい人が来たら恒例のベット戦争。最初のほうからいる人にとってはくそだりー行事だろう。

でもベット戦争はA組の青春の一部だ。これから戦乱の世に巻き込まれるであろう世界最大教育機関のトップ。もしかしたらこれからこういう行事は平和には終わらないかもしれないのだから。

「あ…銀涅…初対面の人に舌打ちはひどいんじゃない?」

ひすいがそう言った。ごもっともだ。初対面の人に舌打ちされたら悲しくない?

ていうか一瞬で嫌いにならない?その人のこと。

「でもショーがねーだろ。石涅のクソ野郎が勝ち誇った顔して大太鼓の前にいたんだからよ。」

そっちね?ラムに対しての舌打ちじゃなくて石涅に対しての舌打ちなのね?

「ん?みんなラムラムとか初対面のジャガイモとか言ってるけどそんな子いるの?」

はいいつも通りの空気を読まない天然馬鹿…いやりんが登場いたしました。

コイツが来るってことは場がカオスになるってことですね( ´∀` )

「…ラムはジャガイモじゃない…」

「あたしもジャガイモじゃないんですけど…」

セコトラムは顔を見合わせて苦笑した。こいつら似てるしいいコンビになるんじゃない?

「え?ジャガイモって言ったの誰?」

りんは周りをきょろきょろと見まわした。そしてほんとに困った顔をしていた。

だってジャガイモって誰かが言ってたからそう言っただけなのだから。

「お前以外にいるかよ。」

「うん、満場一致でりんかな???」

「おかしい~~~違うでしょ!なんで私なわけ!?私なわけないでしょ!」

ラムは私のだるさからふと生まれたかわいそうなこ。

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