この一年、なろうを利用しての感想。
自分には合わないな、と少しでも思ったら、ブラウザバックをお願いいたします。
無理して読むものではありません(そんな内容ではありませんが)。
なろうのユーザー登録をして早一年が経ちました。
早い。本当に早く時が流れたな、と思います。
この一年を通して感じたことを書こうかな、と、筆を取ってみました。
興味がない方は、ここでブラウザバックをお願いいたします。
さてさて、私は最初、登録をしないでこちらに掲載されている作品を読み耽っていました。最初は書籍化された作品の原作を読みたくて。
いきなり何の話だ? と思われるかもしれませんが、先に、何故自分がなろうに登録したかを、話した方がいいかなと思いまして。
話を戻します。
まあ、それからどっぷりハマりまして。色々な方の作品を大変堪能させていただきました。ありがとうございます。
それで、自分も自分の中で生まれた物語を書いてみたいなって思ってしまったんですよ。
そういう作者さんも沢山いるのではないでしょうか?
同士です。
よくある話なのかなぁとも思いますが。
実際、書ききれるのか不安になりましたよ、そりゃあ。
最初は投稿するしないなんて、考えもしなかった。とにかく物語を走らせました(Word上で)。
小説を書くのって楽しいんだなぁと、本当に心の底から思うことができた。
自分の中のキャラが動き、自分の予想外のセリフを紡ぎ、行動をし、それを文字で表現する。
上手く出来ているかは分かりませんが、その没入感がたまらなかった。
最前列で、その映画を見ているかのような感覚。ハマったら抜け出せないような気分でした。
その時は無職だったので、朝も昼も夜も、ずっとキーボードをカタカタと動かしていましたよ。さらには夢の中にまでキャラたちが動き回っていまして。
そうしたら、完成してしまったんですよね。
出来上がったら、びっくりな文字数にもなっていたという。
この時の達成感は計り知れないものがありました。
『誰かがこれを読んでくれるだろうか?』
出来上がってしまったものだから、そういう欲というものが出てくるものです。
他にも投稿サイトはありますが、好きな作家さんばかりのこのサイトに投稿しようと思いました。
ですが、自分が書き上げた作品は、あまりメジャーではないジャンル(だと思う)。好みがハッキリ別れるジャンルなので、読まれるかどうかの不安の方が圧倒的に多かった(好きな人はハマるジャンルだとは思います。自分もそうですしね)。
その前に、一つ短編書いてみようか?
と思ったのが、最初に投稿した作品。
まあ、投稿する前に色々と発見なり、四苦八苦することの方が多かったです。
評価の存在。
ブクマの存在。
え、こんなのあったの? と、驚きの連続でしたね。本当に知らなかった。ランキングの存在も完全に知らなかったんです。
じゃあ、いつもどうやって作品を見つけていたの? と疑問に思われるでしょう。
実はいつも検索をかけたり、『このブックマークを読まれた方はこちらの作品も~』という、連載作品の下に出てくる一覧から作品を見つけていました。ブクマの言葉もスルーしてましたね。ここに一覧あるんだな~とか簡単に考えていました。
そんな発見の連続もありつつ、キーワードをつける時にあたふたしつつ(え、この作品って何の作品? みたいな感じで戸惑いました)、最初に投稿ボタンを押す時はドキドキの連続です。
押した後は、投稿してしまったという感覚に陥りました。
ついに、ついに投稿してしまった。え、どうしよう。これ、どうしよう。本当に読まれるの?
……なんとびっくり。
アクセスがあるではありませんか。
語彙力がこの時に崩壊しましたね。
マジか。という言葉しか出てこなかった。
しばらく茫然としていたら……なんとまあ、今度は評価がついたではありませんか。二度見、三度見、四度見しました。
さらにさらにびっくり。
ホームに『感想が書かれました』との文字が出てきたではありませんか。
感動以外の感情は出てこなかったです。
自分が書いた作品に、評価がついて、しかも感想を書いてくれて。
思わず泣きそうになったのを覚えています。
感想の返信も、どうやったらいいのかも分からず、どんな内容を送ればいいのかも分からず、当たり障りのない返事になってしまったのは今少し悔いています。
今思えば、あんなに読んでくれたのは人気ジャンルに設定したからだと思いますが。あの時は、異世界という名前だけに飛びついてジャンル設定したんですよね。本命の長編を投稿した後のPVを見て、それを知る事も出来ました。
その短編の評価も、星5をくれる人もいれば、星1をくれる人もいました。
そりゃあ、凹みますよ。
初めて星1をつけられた時は、なんでだ、どこが悪かったんだと思いましたとも。
ですが、そうやってどこが悪かったんだろうと、色々と試行錯誤する時間がまた楽しく思えました。
他にも色々と考えさせられました。
この評価をつける人は、架空の人物ではないということを。画面の向こうに、押した人が必ずいる。
その中でも色々な人がいる。
面白いと感じる人もいれば、つまらないと感じる人もいる。評価の基準にしても、ユーザー一人一人に任されていますから、星1がつまらないとも限らない。
十人十色。
この言葉をはっきり実感できた。
リアルよりも、こちらの方が実感できるとは思いませんでしたね。
さてさて、そんな形で色々なことをその短編で経験し、本命の長編投稿も果たしました。もう一気に約2か月ぐらいかけて全て投稿しましたとも。
結論から言うと、投稿して良かったと心から思います。
こちらの作品は、短編みたいな爆あがり的なPV上昇はありません。完結ブーストはかかりましたが。
ですが、刺さる人には刺さったみたいで、本当に嬉しかったです。
その刺さる人がいるという事実が、これ以上ないくらいに自分の原動力になりました。
それでいいんだと、心の底から思えるのです。
今でも、私はその作品を刺さった読者の方に届けたいと思い、筆を動かしています。
自分が小説を書く理由になりました。
何故今回、このような文章を書こうかと思った理由は、
この一年を通して、このサイトを利用しての感想を記録として残しておきたかった。
そして何よりも、
自分の作品の読者への感謝の気持ちを伝えたかった。
活動報告(割烹と言われる事も登録してから知りました)もありますが、ちゃんと自分の決意表明みたいな形で残しておきたいなと思った次第です。……あとは気晴らしも兼ねて。
ありがとうございます、感謝しています、嬉しいです、それ以外の感謝の言葉を思いつかないまだまだ未熟者ですが、
これから先、自分の作品を面白いと思っていただけた読者の方の為に、私は筆を動かすと思います。
なろうに登録し、投稿して早一年。
本当にあっという間の一年でした。
初めての投稿。
初めての評価。
初めての感想。
その反応から、動かされた自分の気持ちと、人への考え方。
色々と気づけた一年でもあります。
勇気をだして、投稿して良かったと心の底から思います。
本当に、本当にありがとうございます。
これからの今年一年、ちまちまと頑張っていきます。
なんだかまとまっていない文章とタイトルに合っていないような内容になっている気もしますが……初めてこういう形で文章を書いたので、生暖かい目で見てもらえると大変助かります。
最後までお読み下さり、ありがとうございました。
ないとは思いますが、誹謗中傷等の感想はご遠慮願います。
少々加筆させていただきました。