操られた蝶子 前編
第6話 操られた蝶子 前編
「殺れ」
「了解しました」
「蝶子ってあんたのクラスの子!?」
「ああ、そうだ」
「何を話している」
「何でもないわよ」
「そうか」
「えぇ、そうよ」
「ここでお前を消す!」
そう言って取り出したのは、ワルサーP99だ
「へえ〜それがあんたの愛銃?」
「そうだ」
「ま、装弾数では私の方が多いからこっちの2丁で戦ってあげるわ」
と、言って取り出したのは、デザートイーグルだ
「ちゃんと弾数合わせでこのデザートイーグルは.44口径よ」
9発しか入らない.44口径のデザートイーグル2丁で勝負しようとゆう事らしい
「一丁でも反動がでかいのに、それをその小柄な体で扱おうってゆうのかしら?」
「もちろんよ、射撃姿勢や扱い方に注意を払えば撃てるのよ」
「ふふ、面白いことゆうじゃない、いいわこれであなたを消せればこちらにとっても好都合よ」
「私に勝てるかしら?」
「良い度胸ね」
パァン、パァン最初に撃ったのは
結菜だ、それに応戦するように操られた
蝶子が、パァン、ワルサーP99を撃った、どうやらヴァンパに操られた物は戦闘力、命中率が上がるらしい銃弾は両者の心臓がある左胸に当たった
「きゃっ」
「うぐ」
だが両者、どちらも生きている、どうやら防弾チョッキを身につけていたらしい
「チッ、やっぱりお前も防弾チョッキを身につけていたか」
「当たり前でしょ、そんなの戦闘の基本よ」
「ふ、ふふ」
パァン、撃ったのは蝶子の方だ
「きゃっ」
左の銃を持っている手に当たったらしい
「ふふふ、これで私の方が有利になったわね」
これで結菜の装弾数は8発だ、だが1発先ほど撃ったので7発だ、圧倒的に結菜の方が不利だ
「ふふふ、さようなら」
パァン、頭に向かって撃った、結菜も撃った、そして飛んできた銃弾をかすめ、頭ギリギリの場所を通過して後ろにあった窓ガラスが割れた
「チッ」
これで後6発になった
「まぁ、良いわどうせいあなたの残り弾数は6発、こちらが耐久すればそのうち弾は無くなり勝確状態になるのだから」
「それはどうかしら?」
と、言ってあいつは俺の方を見てきたそして
マバタキ信号で何かを伝えてきた解読してみると、「ヴァンパの気を私がひきつけるからすきをみて、あんたのグロック17で蝶子の足を撃って、蝶子の所に行け」と、いうことらしい、そして俺もマバタキ信号で、「わかった」と返した