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恋愛を全力で拒否りますッ!  作者: めるふぃ
5/8

復讐の第一手。

どもども、多忙すぎて書くのが遅れて申し訳ありません。では、宜しくお願いします。

[3時間目:家庭科]


「家庭科って何すんの?裁縫すんの?裁縫とか全く出来ないんだけど?手をグサグサ刺して出血とかシャレにならんじゃん…」

「きょー君昔からこういうことは苦手だよねぇ?」

「おれ、光希と知り合ったの最近な気がするんだが?」


そう、光希と京介の出会いは”一ヶ月前”である。だが、光希は京介のことをよく知っている。それはもう、幼馴染みのレベルである。ならなぜ、京介は光希のことは知らなかった。その理由は、、秘密。


「まぁまぁ、んで何するんだ?」

「裁縫?ミシン使って縫うんじゃない?」

「ほーほー、無理帰りたい。」

「まぁまぁ、…それにしても先生こないね。」


と、家庭科棟でわーわー騒いでいるが…一向に先生のくる気配がない。少し、心配になってきた生徒達…もちろん京介も例外ではない。


「あー、そういえば来てねぇな。自習にならねぇかな?」

「まぁ、委員長が呼びに行ってるし…そろそろ来るでしょ?」


と、そんな事が言ってると


「今日は先生の体調が悪いから自習でーす。」

「まぢかよ。ある意味だるいな」


クラスの連中がわーわー騒ぎ出した…まぁ、あるあるダナとか思いつつ光希とお喋りタイムにしようと京介は光希の方に向こうとした時…


「よぉ、モブ男。ちと、ツラかせや」

「…だるい。ってか授業中だろ」

「やっぱり、お前は腰抜けのクズだな?」


ゲラゲラと品なく笑うクズども京介はあんまし相手にする気は無いのだが…もう1人の娘は完全にキレている。そう、光希だ…京介の事になると京介より怒る。そんな彼女が暴走する前に京介は手を打つことにする。


「いいぜ?どこ逝く?」

「へっ、雑魚がお姫様の前でイキがるな!この場で叩き潰してやるよ!」


男子連中4人が殴りかかってきたが…京介は相手にもならない。っといった感じで男子連中を蔑む。


「そんなオーバーアクション取ってたら次の行動バレバレだぞ?雑魚はどっちだ?」

「モブの分際でいきがるな!現にお前は反撃できない腰抜けだろ!?」

「反撃できないんじゃねぇよ。”しない”たけだ。どうせ、やられたら俺が暴れたから抑えてました。とか言い訳にするんだろ?先まで見通せるぜ?お前らみたいなクズの相手して人生棒に振りたくないんでな。」

「ッ!!」


全てを見透かされている。っと理解してしまったクラスの人間…京介の味方などこの学校には光希と”ある人”以外には存在しないのだ。だからこそ、京介は反撃などしない。自殺に追い込むのは直接攻撃ではなく間接口撃なのだ。


「お前らみたいなオツムが弱いガキにいつまでも踊らされてた俺は馬鹿だったわ。だけど、光希に会ってから俺は変わった。だから、お前らを殺す事に専念するよ。お前らみたいなのに人生壊されたんだ。死を持って償え…あとの残り僅かな期間俺の気分で死ぬのが早くならないことを祈りながらな?」

「舐めてんじゃねぇよッ!」

『ふざけんなよ!モブ男の分際で!』

『私ら関係ないじゃん!』


などと場死闘風というのが一番合うような雰囲気になりつつクラスを煽っていく。そう、集団心理で自殺に追い込む…。これが、京介の目指す最高の殺し方。例え、本当に関わっていなかったとしても…見て見ぬふりをすると言うだけでも同罪なのだ。だからこそ、京介は”元友人”も許せない。生かしておく気は無い。京介は最高の気分の状態で悪夢の一言を口にする。


「お前らが無実だと?それこそふざけるな…傍観者であるだけで同罪なんだよ!味方になってくれるだけでもイジメにあってる奴らは救われるんだよ!テメェらのした事は殺人未遂と同類だ。だから、俺は完璧にお前らを殺す。別に親でも教師でも警察でも好きなだけ言うといい。その代わり、お前らの人生はその時点で終わりだぜ?」

「馬鹿な事言うなよ?そんなこと言って脅しても俺らの価値だぜ?」


と言っているとそこに一つの声が響いた。文字通り響いたのだ…全員の心臓に…心に、脳に。全員が…京介以外の全員が戦慄した瞬間である。


「刑法。第二百八条 暴行を加えた者が人を傷害するに至らなかったときは、二年以下の懲役若しくは三十万円以下の罰金又は拘留若しくは科料に処する。」

『ッ!!?』

「つまり、きょー君をいじめた人たちは刑法に元ずいて処罰されるよ?それに、きょー君が言った通りに皆…同罪だよ。私のパパに言えばあなた達は少年院に入らなきゃだね?どうする?」

「あー、言うの忘れてたけど。光希は警視総監の娘だ。だから、法律とかには何故か詳しい。文字通りお前らは”死ぬまで生きた心地のしない人生”をおくれ。」

『……。』


攻略完了。こいつらはこれからどんな小さい一言でも膨大な”力”にねじ伏せられていくことになる。これだけでも大きな成果だ。


「お前ら、覚えとけよ?俺がされた事の10倍以上の力をもってお前らをねじ伏せてやる。」


京介はこれからの復讐に沸き立っていた。

読んでいただきありがとうございます。今回の話はかなり重いですが…まぁ、お許しください。あと、刑法とかネットに書いてたのまんま移しただけなので間違ってたらご報告お願いします。

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