プロローグ
どうも、初めまして。この小説を見てくださりありがとうございます。
最初に注意ですが、この小説を読んでいて心が荒んでいったり病んだりしても責任はとりません!それでも良ければ読んでみてください。
始まりは、勇気を振り絞って手紙を出したあの日。そう、あれが全ての始まりだった…。
「あ、あの、手紙…読んでくれました?」
「は?あぁ、手紙?中身見ずに捨てちゃった!ごめんねぇ?(笑)」
(ここに来てる時点で読んでるだろッ!)
内心で全力でツッコミを入れる男の子が1人。まぁ、だいたい察してはいると思うが…そう、告白するのだ人生初の1世1代の大勝負というやつだ。
「あの、その…ぼ、僕と付き合っ…「あー、ごめん無理」…」
(あー、無情。分かってたけど、こんなもんだよな)
内心で仕方ない。と諦めていたが言うことが大切だと思ったので、1度行動を起こしてみた。だから、スッキリしてまた日常に戻れる。と、思っていたのだが…
「みんなぁ、わたしぃ告白されちゃったぁ!」
と、いきなり声を大にして叫び出した。すると、後方から
「うぉ!マジかよ!!wwあのモブ男に告白されたのか!?」
「まぢ!?受けるんだけどー(笑)」
と、後ろからクラスメイト達がわんさか出てきたのだ…。
「えっと、どういう事?」
「いやぁ、皆が心配して見に来たんだねぇ(笑)」
(なるほど、皆の前で僕を笑いものにしようって事か)
「そっか、まぁ、もう終わったし帰るよ。時間作ってくれてありがとね。」
と、心が折れそうになるのを必死にこらえ帰ろうとする。が
「おいおい?どこ行こうとしてるの?かなぁ?」
「通してくれないかな?」
「はぁ!?俺らの仲間傷つけてただで帰れると思ってんの!?」
と、いきなり無いことを言い出し殴りかかってきた。
〜〜
「次こんな事したらただじゃおかねぇからな!!」
……ボコボコにされるがままに殴られて、泣いているところを写真に撮られ…もう、彼の心はズタズタだろう。心身共に、折れてしまっている。
(なんで、こんな事になるんだよぉ…畜生ッ!)
だが、そんな事言えるはずもなく、ただ無言で家路につく。
帰ったところで携帯から着信があった。数少ない友人の1人からだった。
「もしもし?」
『おい!ツイ〇ターみたか!?』
「?何かあったの?」
『お前が泣いて地面に転がってる写真が載ってるんだよ!しかも、ないこと書きまくってやがる。おかげで、お前はすっかり悪者で暴行したやつは神扱いになってる!』
「……そか、ありがと」
短く言い残し、電話を着る。そして、ツ〇ッターを開いて見ていると…
[このゴミ退治したやつマジ神だろwww]
[女神を護る騎士様はっけーんwww討伐されたのはタダのゴミwww]
「…好き放題言ってくれやがって……」
いつしか、彼の心は”闇”で修復されていく…
(こいつら、いつか…復讐してやる…絶対、後悔させてやる。生きてるのが辛くなるくらいにな…)
彼は、心に決めた。奴らを見返すんじゃなく”粛清”するのだ。と
読んでくださりありがとうございました。御意見ご感想ありましたら是非是非です!まだ、荒んでいくには生ぬるいと思うのでもっとどぎついものを書いていきたいと思います。次のお話でまた会えたら嬉しいです。では、また縁があれば。