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ファンタジー初心者用語解説  作者: 滝川 海老郎
中級編

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38/52

38. ダンジョン

 ダンジョンの語源は「地下牢」のこと。

 日本語では「迷宮」と書かれるが、迷路的なものは英語では「メイズ」という。

 中国語圏のゲームを中心に「秘境」という言い方も見られる。


 ダンジョンは、世界により多かったり少なかったりする。

 いきなり発生したり、固定だったりする。発生する世界では、魔力や瘴気が集まるとダンジョンが生成されるという設定である。生成タイプではダンジョンは成長することが多い。

 ダンジョンの中は、最初が弱くて奥に行くほど強くなる。

 洞窟型ダンジョンでは壁が土や石でできていて、自然発光していたり真っ暗だったりする。また部屋と通路で構成されたタイプもある。

 地形型ダンジョンでは階層全体が草原、森、沼、砂漠などの地形のフィールドになっていてなぜか空が見えて夜が来たりするようだ。

 塔型ダンジョンでは普通のダンジョンが下っていくのに対して上に登っていく。

 地下型であれば、地上に近いところを「上層」あれば「中層」さらに進むと「下層」「最下層」という風に呼ぶ。

 地上に近いところを「第1層」「1階」「第1階層」などと呼び、「2層」「3層」と進んでいく。

 ダンジョン内には、セーフティーゾーンやワープポイントがあり、罠があり、宝箱があり、モンスターハウスがあり、ボスがいる。

 ダンジョン内に人が住んでいて店や都市があることも稀にある。

 ボスにはフロアボスとダンジョンボスの二種類がいる。

 一般的にボスはボス部屋の中に居る。部屋の入り口には金属の扉が付いていたりする。

 フィールドボスというその辺を徘徊しているボスもある。

 ダンジョンコアというものがありダンジョンマスターがコアを使いダンジョンの制御をしているとされる。

 ダンジョンマスターやダンジョンボスを攻略するとダンジョン攻略となる。攻略するとダンジョンが消失する場合がある。

 罠には、落とし穴、スイッチ式で矢が飛んでくる、毒ガスが出てくる、足が引っかかるなどの種類がある。

 迷路になっているダンジョンも存在する。ワープ禁止結界が張られたフィールドなどもあるようだ。


 ダンジョンは資源の宝庫だ。そのため迷宮都市がまわりに形成される。

 迷宮都市では、武器・防具・ポーション類の製造販売が盛んになる。

 鍛冶屋や薬屋が繁盛して、冒険者が集まり、それらの人のための飲食店・宿屋も増える。こうして大きな都市に成長する。

 冒険者ギルドもそのような都市では大きな組織になっている。入り口のすぐ近くにギルドを置くことが多い。

 ダンジョンには入場制限が課せられていることもある。低ランクの冒険者は入場できない。

 ダンジョンの入り口に門番がいてチェックされる。


 ダンジョン内のモンスターはドロップを残し消えてしまう設定がよくある。

 これは死体をダンジョンが吸収しているからとか色々な設定がある。

 モンスターはダンジョンから生成されて発生する。動植物のように繁殖することもある。

 ダンジョンマスターがモンスターを発生させたり構造を変えるにはダンジョンポイントDPを消費するという設定が多く用いられる。

 モンスタースタンピードというダンジョンから魔物があふれてくる現象がある。よくスペルを間違えられるがStampedeなのでカタカナで書けばスタンピードだと思われる。

 これを防ぐため、冒険者が定期的にダンジョンに入り、モンスターを間引く必要がある。

 そのため、冒険者ギルドも依頼や素材の買取などをして支援している。


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