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〜幼い贈り物③〜
~その日の夜~
大地「あの~紗緒里姉さん。」
紗緒里「ん~?どうしたの?大地?そういえばさっき届いたダンボール箱はなんだったの?」
大地「そのことなんだけど・・・ほら、袖奈。」
袖奈「あ、ああ、あの!私は袖奈といいます。よろ・・・」
紗緒里「きゃー!可愛い~!大地どうしたの?この子!はっ!まさか・・・いつの間にかやって卒業して出来た子とか!?」
大地「そんなんじゃねぇよ!紗緒里姉さん!父さんが送ってきたヨウジョRKの最新型[LC型]だよ!」
紗緒里「あら。そう。」
本名[闇﨑紗緒里]。通称紗緒里姉さん。俺の5歳年上の姉。成績は優秀だし、運動も出来て、モテる。そして大の子供好きだ。因みに俺らの母親は5年前に病気で他界。父さんは仕事の関係で京都で単身赴任中。家には3人だけってことだ。