表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
7/13

~バイトA~

我輩はモブキャラである…名前はまだ無い…

強いて言うならバイトAだ。


俺はコンビニでアルバイトをしている。

勤務時間は深夜だ。

今日も普通にバイトをしていると、突然覆面の男が店に入ってきた。

その男は俺に果物ナイフを突きつけこう言った。


「金をだせ」っと。

俺が黙ってレジから金を取り出そうとした時、奴は現れた。


「金なんか出す必要ないぜバイト君」

という声が覆面男の後ろから聞こえた。

当然覆面男も声のする方へ振り返る。

振り返った瞬間ドゴッという音ともに覆面男が宙を舞った。


声の主が覆面男を殴り飛ばしたのだ。

そいつは昨日入ったばっかりの新人だ。

(つーかお前もバイトだろ)

と、心の中で呟いていると覆面男の胸ぐらを掴み

「金を出せ、出さねーと警察に突き出すぞ」

と脅したのだった。


俺は慌てて止めに入った。

「ちょっと、何してんですか」

「あ~コンビニ強盗にちょっとお灸を添えてるだけだが」

「それじゃあただのカツアゲですよ」

「バカ野郎!こいつがまた強盗に入らないようにしてるだけじゃねーか」

その後俺はこの2人のやりとりを呆然と見ていることしかできなかった。


そして覆面男はボコボコにされ財布を取り上げられ、そこら辺に捨てられた。

「いや~良い事すると気持ちがいいな~。バイト君、気分が良いから飲み物奢ってやるよ」

そう言ってさっき盗った財布の中のお金で飲み物を奢ってくれた。


その男は1日でバイトを辞めたのだった…



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ