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異世界転生アカデメイア! ースリッパに転生するのがイヤなので、姉さんの護衛がんばります!ー

作者:あまやどり
 各務照磨(かがみ・しょうま)は、なぜか死亡した後も生前の記憶を有していた。そのために、死後陰府(シェオール)の王、リオと名乗る美少女に冥界への受け入れを拒否され、「もう一度転生して、記憶を忘れてこい」と命じられる。

『転生先は、トイレのスリッパとお風呂場のフタと、どちらがよろしいですか?』
「カンベンしてください」

 地獄の2択を拒否すると、新たに「異世界に人間として転生する」という選択肢を与えられ、照磨はそれに飛びつく。

 前世の記憶を引き継いだまま、ショウとして生まれた照磨は、リオから更に条件を加えられる。ショウの1歳年上の従姉(いとこ)を守ること。
 彼女は遠い未来、リオの同族“メガセリオン(陰府の王)”へと変貌する可能性があるらしい。

『フォウを守ってくださいな。わたくしの妹になるかもしれないのです』
「コバエみたいに自然発生するのかと思ってた」
『スリッパ行きですわね』

 彼女を護衛するために、ショウは転生を許されたのだった。
 フォウの持つ特異点は、あらゆる幸運とトラブルを引き寄せるため、平穏な日常ではなかったが、リオから借り受けた“アイギスの鏡盾”や“イリアスの鏡”などの魔鏡でどうにか切り抜ける。

 そしてフォウが16歳のとき、彼女に膨大な魔力があることが知れる。商人の娘だったフォウは、アカデメイア(魔法学舎)に特待生として通うことになってしまった。
 アカデメイアは魔法の勉強をしている私設学校だが、「常識が通じない」ことで有名だった。危ないところだと知り焦るショウだが、フォウが

「ショウくんと一緒なら行く!」

とダダをこねたため、魔力落第点のショウもオマケとしてアカデメイアに通うことになった。

「よかった。導師の弱みを握って(アカデメイアに潜入できるように)脅迫しようと思ってたところだ」


 かくして2人は魔法の学府アカデメイアで、個性的な友人たちに出会い、あるいは一部生徒の逆恨みを買い、あるいはエキセントリックな導師たちに指導され、トラブルに見舞われる毎日を過ごすことになる。


『フォウを守り切れなかったら、来世はスリッパですわよ』
「毎回鏡から出てきてプレッシャーかけるのはやめてくれないかな……」
プロローグ
第1章 アカデメイアにようこそ!
登場人物紹介
2019/11/19 20:50
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