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よろず屋-その日常-  作者: 幹藤 あさ
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みずのにおい

むつは山上のように心配している事が顔に出ないように気を付けながら、そっと倉庫のドアを開けた。埃っぽい臭いと共に、微かにアルコールの臭いがした。


「誰か…呑んだわね」


ほっとしたように呟くと、むつは電気をつけて中に入っていく。そして、空っぽになっていた箱を持ち上げた。かたんっと中身が揺れる音がすると、むつはほっとしたように笑みを浮かべた。


「帰ってきてるみたい」


箱の蓋を開けて中身を確認すると、むつは後ろに居る3人を振り返って、箱の中身を見せながら笑みを浮かべた。


「全員か?」


「…どうかな?管狐が帰ってきてないって事はまだお酒の配布してるんだと思うし…出掛けた子も居るのかも」


昨日は棚にあったはずの物が無くなり、昨日は無かった物が所定の位置に収まっている。


「さて、皆を綺麗にしてあげなきゃね」


「そうだな。この中が1番大変だな…持ち場が完全に終わったら倉庫の片付けして、それぞれの机を片付けて、掃除したら終わりだな」


「そうね」


「終わったら呑みに行かないとですね。ある程度は、居酒屋調べてあるからね」


颯介が言うとむつと祐斗は、はいっと手を上げて返事をした。颯介と山上は、2人のその元気な姿を見て、くすくすと笑った。

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