表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
よろず屋-その日常-  作者: 幹藤 あさ
83/1310

ひとりきり

先程までの意気込みはどこへやら。祐斗はもう、緊張と不安でいっぱいいっぱいだった。


電車を乗り継いでいる間も、仕事を受けるんじゃなかったと後悔していた。何なら、今日ではなく違う日に改めてむつか颯介に頼むのが、1番良い方法だったのではないかとさえ思っていた。


目的の駅が近付くにつれ、落ち着かなくなった祐斗はする事もないのに携帯を取り出した。気付かなかったが、むつからのメールが届いていた。


祐斗は嬉しくなりすぐに開いてみた。


『無理はしない事。何かあればすぐに電話して、祐斗の仕事終わるまでオフィスに社長待機させとく』


とあった。むつらしい内容な気がして、自然と口元に笑みが浮かんだ。


仕事に向かうのは一人で、だが、こうして皆に見守られているのだと思うと祐斗はやる気が出てきた。




評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ