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よろず屋-その日常-  作者: 幹藤 あさ
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そんなひも

「あ、あげないわよ?」


「頂いたりなんかしませんよ。悔しいですが…弁財天様が手にした物なんですから。でも、でも…限定の物を買ってきて欲しいなぁと…」


「わ、私に並んでこいと!?」


「だって中じゃないと手に入らない物が…お願いです‼あ、ちなみにあたしは…」


ごそごそと携帯を取り出したむつは画面を見せた。弁財天がまぁと声を上げている。


「なので、是非ともお願いします‼」


「かぶってないから…まぁ、良いわよ。じゃあ、私は支度しないと。予習は大事…って所で貴女お名前は?」


「あ…し、失礼しました。玉奥むつと言います。よく分からない何でも屋のよろず屋って所で貴女に働いてます」


「よろず屋のむつね。覚えておくわ」


またね、と言って弁財天はふわっと消えた。むつは弁財天が居た所を名残惜しそうに見ていたが、くるっと振り向いた。弁財天の片想いの相手が誰なのかを知りたい様子のえびすと毘沙門天は、むつの顔をじっと見ている。


「ふっ…むりむり。敵いっこないわよ。あのお方に敵う男なんて居るはずないもの」


ふっと方頬を持ち上げて、少しばかにしたような笑みを浮かべてむつが言うと、えびすと毘沙門天は、がっくりと肩を落としてうなだれた。



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