てがみ
「そっか…良かった。お疲れ様でした。休みも休めなかったし、朝方まで付き合わせたから、だいぶ眠たいでしょ?」
『かなり、眠ぃよ…むつさ、パーティーって何時頃に終わるんだ?』
「え?さぁ…?分かんない、何で?」
『ドレス姿を間近で見たいなーと思って』
「…迎えに来てくれる、の?」
『迷惑じゃなければ、お迎えにあがります』
「何よその言い方。早く終わるならお迎えお願いしようかな…でも、服とか遥和さんのホテルの部屋に置いてるから…」
『今夜は京井さんのホテルに泊まるのか?』
「ううん、終わったらドレス返して着替えてマンションに帰るつもりでいるよ。そろそろ、お家帰りたい」
『…そうだな。じゃあ、終わる時間分かったら連絡くれよ。あ、あと会場の場所もな?そしたら、そっからホテル送って、家まで送るよ』
「それってただのアッシー君じゃない?」
『じゃあ、軽く飯食お?だから、パーティーで食い過ぎるなよ?』
「そんな…ドレスがキツくなるから大丈夫」
くすくすと西原は笑っている。こんな風に、西原と仕事以外で電話をした事がなかったむつは、それを思うと凄く嬉しくなっていた。
『じゃあ、俺少し寝るよ。また連絡くれ…あと、会社関係でも酒が入って寄ってくる男は居ると思うから、それだけは本当に気を付けろよ』
「皆と一緒に居るから大丈夫」
『だと、良いけど。じゃあ、楽しんでこいな』
「ん、ありがと。おやすみなさい」




