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よろず屋-その日常-  作者: 幹藤 あさ
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るーぷ

「心音に異状はないですし、扁桃腺が腫れてるわけでもないですね…時期的にインフルエンザのかかり始めかもしれませんね。熱がないので、ただの風邪かもしれませんが」


「そうですか…」


医者はカルテに何かを記入して、祐斗の方を向いてはいるが、視線はむつに向けてゆっくりとした口調で話した。


「念のため、粘膜検査はしましょうか。すぐに結果出ますから…お待ちいただけますか?」


「えぇ、是非お願いします。出張中に急に顔色が悪くなったものですから…仕事に支障が出ないよう、きちんと診て頂けるとこちらとしても助かります」


ほっとしたような表情を見せながら、むつは医者を信じているかのような物言いをしている。祐斗は、あからさまに嫌そうな顔ではあったが、それに対して医者は、粘膜検査が何か分からず怖がっているのだと解釈したようで、簡単な説明を祐斗にしていた。


医者が説明をしている間に、看護師が検査の準備をしている。準備といっても、綿棒のような物と試験管のような物を持ってきて、机な上に並べただけだった。


「はい。では、行いますね」


少し上を向かされた祐斗は、鼻の穴に綿棒を突っ込まれて、ぐりぐりと壁面を擦られている。採取した粘膜を試験管の中に入れて、看護師に渡した医者は、検査の結果が出るまでは別の所で待つように言われた。


2人は奥にある小さな部屋に案内され、結果が出るまではそこでお待ちくださいと言われた。

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