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よろず屋-その日常-  作者: 幹藤 あさ
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あこがれとそうぐう

むつに付き合わされ、あっちもこっちも歩き回り、冬四郎は疲れていた。だが、ヒールをかつかつと鳴らして歩くむつに、そんな素振りはない。


「休憩する?」


「そうして貰えたら嬉しいな。まさか、お前の個人的な買い物に付き合わされるとは思わなかったしな」


「ん、なら…あそこで良い?」


「何処でも良いし、何でも良い」


二人はすぐ目についた喫茶店に入った。


「体力なさすぎでしょ」


メニューを冬四郎に見えるように開き、むつが呟くと冬四郎は鼻の頭に皺を寄せた。


すぐに注文を聞きに来た、ウェイターにロメンソーダとアイスコーヒーを頼んだ。店内が空いているからか、注文した飲み物はすぐに来たが、むつの前にメロンソーダ、冬四郎の前にアイスコーヒーが置かれると、二人は黙って交換した。



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