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よろず屋-その日常-  作者: 幹藤 あさ
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なやめるおとめ

次の日も仕事に行き、妙によそよそしい山上を不思議に思いつつ、颯介と祐斗といつも通りに過ごし、夜はプールで泳ぎ、夕飯は京井のくれたレシピを参考に作り、早めに就寝する。そんな生活を続けていくうちに、自然と朝方の生活が身についていたし、だらだらせずとも起きれるようになっていた。


むつは何となく、今までとは違った生活をしている気分になり楽しかった。だが、運動するのが嫌な日も、ダイエットメニューの食事が嫌な日も多くなってきていた。休みの日には引き込もって、だらだらするのが好きなむつだったが、ダイエットの為と言い聞かせ、休みの前日からは夕雨の所に行っている。それは、それで楽しいのだが、何となく嫌になってきている。


次の休みにはどこにも行かずに、家の事をしてDVD鑑賞でもしようかな、とむつは思っていた。根詰めてやるのもじゃないと、京井も言っていたし。


「こーゆー自分に甘いのがよくないのかなぁ」


呟いてみたものの1人暮らしのむつに、返事をしてくれる人は居ない。はぁっと溜め息をつくと、棚から出したお気に入りのDVDを観始めた。

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