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よろず屋-その日常-  作者: 幹藤 あさ
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なやめるおとめ

服屋に行くと、むつもこさめも次々に見ては身体にあてたりしていた。むつはショートパンツとデニムスカートを持つと、試着室に入った。着ていたズボンを脱いでショートパンツを履いてみた。だが、あとちょっとでボタンが閉まらない。


「くっ…」


むつは息を止めて腹を凹ませた。そうするとボタンをはめる事が出来たが、少し腹についた肉が乗っかる。デニムスカートも同じだった。デニムスカートは裾まで全部ボタンでとめる、巻きスカートのような物だ。


気に入ってはいたが、ボタンが1つでも外れると恥ずかしいかな、と悩んだがむつは買う事にした。カーキ色のジャケットとパーカーも買ったむつは、満足そうだが、少し困ったような顔だった。


こさめもかなり買い込んだ用で、大きな紙袋を2つも持っていた。そして、こちらは満面の笑みを浮かべていた。


最後に靴を見に行き、ブーティにハイカットスニーカーにショートブーツを買いむつは、はっとした。バイクで来てるのに、この買い物袋をどうしたら良いのだろうかと思った。

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