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よろず屋-その日常-  作者: 幹藤 あさ
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ゆめのうち

3人が話していると、祐斗がやってきて平野と挨拶をしていた。


「何か試合するみたいっすよ。むつさんとあの人…こっちも練習中断して見物みたいっすね」


「そうなの?むっちゃん大丈夫かな」


「どうなんすかね」


颯介と祐斗は、心配そうにむつを見ていた。すると先程むつと話をしていた男たちがやってきた。


「防具なしの自由試合らしい」


「えっ‼」


西原が驚いた顔をすると、男たちは真面目な顔で頷いていた。そして、どんな試合になるのかと剣道場の方に注目していた。


むつは馬の尻尾のように垂らしていた髪を三つ編みに縛り直すと、くるくるとまとめた。そして、竹刀を持って立ち上がった。


颯介と祐斗は、普段むつが日本刀を振り回す姿は見ていても竹刀を持って試合をする所は見た事がなく、興味津々だった。

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