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よろず屋-その日常-  作者: 幹藤 あさ
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ゆめのうち

颯介が戸惑っていると、むつがさっさと蓋を開けた。颯介は、うわっと思い目を閉じた。


「なーにー?変な物入れてないってば。あ、ゴーヤ嫌い?ちょっと苦いかも」


颯介は、目を開けるとほっと安堵した。上の段には雑穀ご飯、下の段には、卵焼きや人参の炒め物など普通の弁当だった。


「何?…何かあったの?」


むつは割り箸を割ると、カップラーメンの蓋を開けて、後入れのスープの元を入れて麺をほぐしている。


「ゴーヤは、そんなに食べないかな。嫌いとかじゃないけど…頂きます」


にっこりと微笑むと颯介も箸を持って、ホウレン草のお浸しに箸をつけた。颯介が食べる姿をむつは、気にするように見ている。


「ゴーヤどれ?」


「その揚げ物。豚こま巻いて揚げたの」


颯介は言われるままに、揚げ物を口に運んだ。ゴーヤのざくっとした食感と口に広がる苦味。


「ちょっと…苦すぎない?」


「あ、やっぱり?輪切りにしたから、ちゃんと綿取れなかったんだよね」


麺を持ち上げて、冷ましながらむつは笑っていた。

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