表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
よろず屋-その日常-  作者: 幹藤 あさ
174/1310

ちぇんじんぐ

「うん、お手上げ。答えは?」


祐斗むつはあっさりと降参した。


「意外と諦めが早いねぇ。では…全てが鶴として足の数は合計の152×2=304。実際は482なので、482-304=178。足の本数の差は2だから、亀は178÷2=89。鶴は合計の152-89=63で、鶴は63、亀は89」


「あーもぅ数学嫌い。ご丁寧に説明どーも」


「むつさん‼途中まで出来てたんですから諦めないでくださいよっ‼」


むつ(祐斗)がぎゃんぎゃんと言った。


「しょーがないじゃん‼指足んない‼」


祐斗むつが言い返すと、颯介と山上が確かにね、と苦笑いを浮かべていた。


「むぅちゃんは指の数以上の計算は出来ないって事なんですか?」


「まぁ…残念な事にな」


京井が心配そうに言うと、冬四郎は頷きながら心底残念そうな目で祐斗むつを見ていた。


「さて、次はお嬢ちゃんな」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ