169/1310
ちぇんじんぐ
「変っていうのはどう変なんだ?」
はしゃぐ2人を落ち着かせ、冬四郎が聞くと祐斗とこさめは顔を見合わせた。
「急に気温が下がった気がしませんか?」
「あら、直弥にも分かるの?」
篠田は腕を組んだまま、うーんと唸っている。
「何となくね」
祐斗とこさめは、顔を見合わせたまま、眉間にシワを寄せた。
「こさめさんといるから過敏になったのかな?…けど、そうですね。空気がひんやりしましたね」
「全然、俺には分からないけど。何で篠田さんが彼女さんと居ると過敏になるんだ?過敏って何に対してだ?」
何も知らない西原は考え込んでいる。だが、祐斗も冬四郎もだが、篠田も何も言うつもりはないようで、適当に笑みを浮かべただけだった。
「遥和さん、どう思う?」
「ひんやりした感じはありますね。もしかしたら、その露店の人も普通じゃないのかもしれませんね。むぅちゃん達はその人に呼ばれた…とかって考えられませんか?」
「呼ばれた?けど、なーんにも感じなかったけど」
「知らず知らずのうちにって事もあるかもしれませんし…とにかく、進んでみましょうか」




