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よろず屋-その日常-  作者: 幹藤 あさ
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ちぇんじんぐ

翌朝、目が覚めたむつはベッドの中で寝返りをうちながら枕元に置いたはずの携帯を手探りで探した。


ベッド脇のサイドボードだったかな、と手を伸ばしたが何かに触れる気配がない。ぱたぱたと空を切るだけの手に不思議に思い、目を開けてみた。


「無い」


のっそりと起き上がったむつは、まだ半分しか開かない目をこすってベッドを出た。


サイドボードはないし、寝室にテレビを置いてないはずなのにテレビがある。何なら寝室を出なくとも、キッチンまで見えている。


見覚えの無い部屋にむつは、少し不安になりちゃんと服を着てるか確かめた。確かめた所で、おかしな事に気がついた。


髪の毛も無ければ胸もない。むつは部屋を見回して、風呂場を見付けると電気をつけて入り鏡を見た。


そこには見慣れた祐斗の顔があった。

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