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よろず屋-その日常-  作者: 幹藤 あさ
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みなうちに

鑑識の作業が終わると、むつと山上はそれぞれ無くなってる物がないかと確認を始めていた。むつの側には冬四郎が、山上の側には西原がくっついている。本当はむつの側に居たかった西原だが、山上にお前はこっちだと引っ張っていかれた。


「…西原君は相変わらずだな」


「うん…何かあっても変わらずに接してくれるって本当に嬉しい。お兄ちゃんは態度に出てるよ?」


「………」


倉庫の中を確認していたむつが言うと、冬四郎は口ごもった。そんなに分かりやすい事をしているつもりはないが、避けられていると感じさせているのかと思うと、申し訳ない気持ちになっていた。


「社長に相談したんだって?あたしの能力が戻ってるんじゃないかって。でも残念ながら、そんな気配はないのよね…今の所」


「…そうなのか?でもあの時は」


「本当にあたしの力だったのか分からない。だって、お父さんの協力があったからね…影響を受けて、その時だけ使えたのかもしれない」


「…そういう可能性もあるのか」


「うん。能力戻ると何か不都合てある?」


むつは倉庫に置かれている物が全てあるかを確認しながら、さも何ともない事のように聞いてみた。だが、内心は冬四郎が何というか気が気ではなかった。顔を見ながらでは出来ない会話だからか、むつは冬四郎の方をちらりとも見ない。

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