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よろず屋-その日常-  作者: 幹藤 あさ
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みなうちに

ポリスと書かれたジャンパーを着た大柄な男たちが、どかどかと事務所に入ってくると、むつはすすっと山上の後ろに回った。山上はそんなむつを見て、少し首を傾げたが何も言いはしなかった。そして何があったのかを、手短に説明をした。むつは山上が説明をしている間は、それを聞きながら、あちこちを見て回る男たちの動きをしっかりと目で追っていた。


「むつ?」


「…何?」


「どうした?」


「…無神経な男たちを見張ってる。お兄ちゃんたちと先輩は好きだけど…警察は嫌い。最近、関わる事が多いから余計に」


「そうか。お前以外とあれだよなで縄張り意識みたいなのがあるだろ?」


「うん。部屋も本当に信用出来て好きな人たちしか入れないもん。だから、友達は部屋に入れない」


「…お前の好きは多すぎるんだよ」


「皆好き。だから特別が出来にくいの」


うんうんと山上は頷くと、むつと同じくあちこちと見て回る男たちをじっと細めた目で見ていた。その目付きは険しく、少しのミスも見逃さないかのようだった。



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